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『不登校新聞』編集長に聞く挫折から始まる「私」の人生について

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私もある意味挫折というか、残念なことを知ってしまったことが原因で今のスタイルに「転職」シフトしたのですが、この記事はストンと落ちて納得です。
「世の中のため」「人のため」は考えず、「私」が話を聞きたくて、「私」が救われるために取材へ行く、これが決まりです。
「人生とはこういうものだ」と確信を持とうとする。揺らがない、ブレない、それがアカンのです。頑丈そうに見えて免震構造がない。
なぜ自分がこんな状況になってしまったのか、その原因究明はするべきじゃありません。原因を究明しても、誰かを悪者にして終わるだけ。誰も助からない。「明日、どうやって飯を食うか」のほうが、よっぽど大事です。

不登校やひきこもりだった人の苦しんだり、葛藤した経験です。これは「社会の財産」であると言ってもいいと思います。なぜなら、そこから学校の問題点が見えてきたり、親子関係のあり方が見えてきたり、社会のひずみがさまざまなかたちで浮かび上がってくるからです。編集会議に来る若者たちはみんな、一度や二度、本気で「死にたい」と思ったことがある人たちです。どうして「死にたい」のかといえば、この先の人生が描けないから、という一言に尽きるでしょう。学校には行けないし、かといってバイトを始めるのも怖い。そもそも18歳未満だとなかなか雇ってもらえない……。そうやって人生詰んでしまったような気持ちになっている人がたくさんいるんです。でも、私はそこで踏みとどまって「死ぬくらいだったら、一回企画書を出してから死んでみよう」という話をします。漫画家でも小説家でもミュージシャンでも、自分がその人に一度でも助けられたことがあるのなら、その人に会いに行って、自分が感じていることをありのままに声に出してみようと。そして、それを記事というかたちで「社会の財産」として残そうと。

『不登校新聞』編集長に聞く。挫折から始まる「私」の人生について

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