仕事

ひきこもり支援は就労を目指すことよりも居場所づくりが重要

投稿日:

現在の行政支援はハードルが高すぎます。
本人のニーズと支援の目的がかけ離れています。
だから窓口まで行こうって思えません。
問い合わせようとも思いません。
いつでもふらっと立ち寄れる場所が必要です。
そこに行っても誰からも何も言われない
何もさせようとされない、「ちょこっと行ってみようかな?」と思える場所が必要です。
○○支援って、どう見ても支援する側の目線で行われている。
例えば「就労困難」っていう表現や判断基準。
「就労困難」であるかどうかは雇用する側が判断することじゃなくて、働く本人が決めることなんじゃないの。
本人が働けるって思えば働けるし、無理だと思ったらできないんじゃないの。
しかも、働き方は0か100じゃない。
「できる仕事内容」や「できる時間」「できる環境」の中でやればできることはもっとあるし、通勤しなくてもテレワークなどで在宅なら可能だってこともある。
「働き方改革」だって超上から目線。
「障害者雇用」っていうのもおかしな働き方。
雇用主に改革してもらう、支援してもらうんじゃなくて、自分で働き方を改革することだって可能なんです。

中高年のひきこもりの人が増える中、自治体の支援が変わりつつある。一方的に就労に導くのではなく、当事者団体と連携して居場所をつくり、一人一人に応じた「小さな一歩」を踏み出せるようにするのが特徴。国も財政面で後押しをする。
地域での取り組みは兵庫県や熊本県、浜松市などにも広がる。厚生労働省は本年度から自治体に補助金を出すなど、関係機関とのネットワークや居場所づくりを支援する。レター・ポストの田中理事長は「国の就労支援は必ずしも本人のニーズと合わず、39歳という年齢制限もひきこもり長期化の一因になった」と分析。「居場所で力を蓄え、自ら一歩を踏み出そうとするプロセスこそが重要だ」と強調する。

変わるひきこもり支援 就労から居場所づくりへ

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-仕事

執筆者:

関連記事

働き方改革で置き去りの教員の長時間労働問題

どれだけ働いても、公立学校の教員には残業代が出ません。 法律上、教員の残業時間は「ゼロ」だからです。 教員に残業代は出ませんが、その代わりに「調整額」というものが月額約1万4000円出されています。 …

就職活動が解禁したけど、自分のやりたいことをやりたいと思ったときにやっちゃえばいい

3月に入り、就職活動が解禁しました。 学校を卒業したと思ったら、はい次はこれ、はい次は就職・・・・ って、ほんと日本って忙しいというかあわただしいというか、なんというか。 まるで生まれた時から死ぬまで …

過労死をなくすためには「業務量を減らす」か「人員を増やす」しかない

過労死防止法が2013年に施行され、今年で3年目になります。 ・脳・心臓疾患の労災認定(いわゆる過労死)の目安となるのは『80時間』を超過する時間外労働。 ・月80時間以上の時間外労働が状態かした職場 …

社会に出なくても人間関係がなくても、ひきこもって稼ぐことだって可能

在宅ワークという働き方があります。 私も教員を早期退職して、この形で起業して10年が経ちました。 やることはすべて自分で決めて自分で調整しています。 一番大切にしていることが自由な時間、休む時間を作る …

障害者雇用で働くことができている理由は、自分の強みを発揮できる職種を選んだから

障害者雇用で安定して働くことができている理由、障害者雇用で働き始めた私が、過去を振り返りながら今思うこととは? ・自分の障害特性を含めて自己分析を納得するまで行い、自分の強みを最大限発揮できる職種を選 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料