教育

鳥取県いじめ・不登校対策会議の考える「不登校問題」とは何か?

投稿日:

「不登校問題」という表記ですが、 彼らはそもそも「不登校の何が問題」だと考えているのか?
過去の報告書を読むと、その出発点から間違い。
さらに、いじめと不登校は無関係ではないけど同じ土俵で話し合いをするのは無理がある。
不登校の本質や実態を知らない(自分たちの都合で勝手な解釈をしている)者たちが「会議のための会議」を何回しても意味がありません。
公開される会議の報告書は、毎回当たり障りのない内容。
この会議を公開したらいいのに。
県民の声を直接聞く場が必要です。
(以下資料より抜粋)

主な意見と今後の不登校対策について
◇焦点を絞って対策検討を進める必要がある。中学校2年生での増加を抑える対策や不安・無気力への対応について効果的な対応例を収集し、情報提供することを検討する。
◇不登校児童生徒への支援のためにサポートシートを活用している市町村から、効果的な活用例を収集し、情報提供するなどして、サポートシートの活用を進めていってはどうか。
◇不登校への対応は個別に違いがあるとは思うが、うまくいった例やうまくいかなかった例について情報提供するなどして、重篤な不登校としないために支援していきたい。

【不登校問題への取り組み】
「新規不登校をうまない不登校対策」って具体的にどんなこと?
報告書を見るとこんな表現が目立つ
「~が必要ではないか」
「~する必要がある」
「~していただけないか」
「~かもしれない」
「~と感じる」
「~が大切である」
ここには具体的な施策や行動がありません。
いじめ・不登校対策本部会議って、参加者の「感想」を述べ合う会なの?
どこに具体的な対策が書いてあるの、それをどこでやってるの?
聞きたいことはそれなんです。
それにしても会議録を探し出すのが大変だ。
平成30年度第1回いじめ・不登校対策本部会議を開催
平成29年度第2回いじめ・不登校対策本部会議、いじめ問題対策連絡協議会の概要について
平成29年度第2回いじめ・不登校対策本部会議録1(Word)
平成29年度第2回いじめ・不登校対策本部会議録2(Word)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校でいろいろな選択肢を用意するのが学校や親、支援者のできること

「不登校」と一口にいっても、一人ひとりが背景も要因も異なります。 親は将来の子どもの心配と同時に、明日のことも心配で頭が一杯です。 将来のことも気になりつつ、現実には「この子、明日はどうしよう、その次 …

僕の学校はスタバ 13歳の教育革命”ハックスクーリング”とは?

“個”を尊重する教育、学校では教えてくれない「幸せ」と「健康」とは? 私は普通の学校に通っておらず、そして使うカリキュラムは決まっていません。 誰かの作った特定の学習法だけに集中することもありません。 …

競い合い社会から「真の」助け合い社会の構築を

競い合い社会から「真の」助け合い社会の構築をめざしましょう! 「東大何名合格!」 「就職率96%」 「10才若返り」 「スリム美人」 「年収1000万円!」 「勝ち組・負け組」 街中やつり革広告、テレ …

ぴっかりさんの鳥取講演会の準備委員会スタート

ぴっかりさんの鳥取講演会の準備委員会をスタートしました。 「鳥取に来てください。」と連絡したら、即答で「ぜひ行きたいです。」という返事をいただきました。^^ 来年2017年の春ごろに倉吉で開催する予定 …

水谷です。君が死ぬのは哀しいです

みんながもっと素直になればいい。 何か問題が起こるたびに繰り返される謝罪会見や責任追及。 学校がどうの、親の育て方がどうの、いままで無関心だった人たちが「事」が起こってからはじめて動き始めている。 犠 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク