社会問題

日野 公三さんのいう「引きこもれる力」にまったく同感です

投稿日:

日野公三さんの考えにまったく同感です。
ひきこもったっていいじゃない。
ひきこもりからの回復とか脱出とか、本人が求めていないのに、勝手に踏み込んでほしくない人だっているんです。
ほっといてほしい場合だってあるんです。
「社会参加」という枠の中に当てはまらない生き方だってあるんです。

引きこもりの定義(厚生労働省による)とは「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」 時々は買い物などで外出することもあるという場合も「ひきこもり」に含める。

ひきこもり施策について(厚生労働省)
ひきこもりの「定義」もなんだかなあ?って思います。
それをいったら、私なんか10年間以上自宅にこもって仕事してますよ。(笑
行きたいところに行ったり会いたい人には会いにいきますが、そうじゃない場合は行きません。
「ひきこもり=ネガティブ」というイメージも上から勝手に決めつけたものです。
本人からしてみれば上から目線ほど嫌なものはありません。
「自分はダメなんだ」と考えるのも「社会との関係性がないとダメ人間」だという社会の決めつけからくるものです。
積極的な不登校と同じく、積極的・前向きなひきこもりだってあります。
支援者とか支援機関というところは「学校や職場に所属していないとダメ」「社会参加することが正しい」と思いこんでいて、「してあげている」という上から目線だから初回のアプローチでもう会いたくなくなるんです。
しかもそれが立場上の対応なので、その肩書がなくなったらそれで終わり。つまり自分たちの都合による支援なんです。それならはじめっから関わらないでほしいです。
だから、日野さんのような考え方、受け止め方ができるような人材を養成していくことが必要です。

歩みはずいぶんとゆっくりしているが、時間軸が違うだけである。
長い人生、引きこもる時期があったって構わない。
上からの視線は、支援と伴走にはさほど役に立たない。
私の結論です。
何事にも長続きがしなかった、そんな自分はダメなんだと思いがちな当人に、私は言ったことがあります。
『3年間引きこもれてたじゃん、それって誰もができることじゃないよ』

日野 公三さんのFacebook「引きこもれる力」より

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-社会問題

執筆者:

関連記事

「ひきこもりは連帯すれば一発逆転できる」斎藤環さんインタビューより

斎藤環さんの考え方には全面的に賛同します。 ひきこもりの「着地点」を見つけるためのアプローチの方法も具体的で納得できます。 ひきこもっている人たちは、「世間に合わない自分がが悪い」みたいに思いがちな傾 …

マイナンバーカード制度は戦争法案や消費増税との組み合わせ政策

こんな状態だというのに、10月中旬頃から、住民票があるすべての世帯に「マイナンバー通知カード」が一方的に届きます。 まるで「召集令状」です。 マイナンバー制度について全国の市区町村に共同通信がアンケー …

4知事が仕切る緊急事態宣言で首都圏の悲劇。日本崩壊はここから始まる

当初西村大臣が言っていた緊急事態宣言解除の条件である新規陽性500人を下回っているのにいっこうに解除されません。 いったいなんのための目標値だったのか? 人出は減っていない、首都圏ではむしろ増えている …

日本で言ってはいけない真実とは?

「わが身に危険が迫ってもこれだけは伝えたい日本の真相! 」船瀬 俊介 (著) 今日もメディアは、皮層の情報しか流さない。 深層は永遠に闇の奥に隠蔽される。 それどころか虚報が“真実”の衣を …

緊急特集 赤木さんの真実 〜「森友」を忘れない

オリンピックの延期騒ぎよりも100倍重要なこと。 メディアも世間もコロナ一色ですが、日本人なら絶対に知らなければいけないことです。 私たちの人生だけでなく、次世代にも通じる大事件です。 これがコロナ騒 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料