教育

不登校支援を根本から見直さなければ永遠に解決なんかできない!

投稿日:

そもそも学校に行く行かないで考えなくてもいいんじゃないんですか。
自分で学びたいことややりたいことが先にあって、それをするために必要な場所に行ったらいいんですよ。
学校はその中のひとつの場であって、学校がすべてじゃないんですよ。
だから「学校に行かせるための支援」ではなく、「行きたくなるような学校や場所を作る」べきなんですよ。
そうしたら、「不登校」なんてなくなりますよ。
学校ありきじゃなくて、「学びたい」が先なんですよ。
だから、学校に行かなくたって、堂々と外を出歩いたらいいんですよ。
行くところがないなら、うちにおいでよ。
相手の立場になって考えることはむずかしいけど、その人に関心を持つことはできると思います。
そこから関わりが始まるのだと思います。

「官民連携」や「不登校特例校」の拡充の必要性を踏まえたうえで、「児童生徒の『社会的自立』を目指し、児童生徒にとって何が『最善の利益』であるかという視点に立ち、長い目で支え見守ることが大切だ」と言う。
不登校をめぐる動きが加速するなか、気になることがある。「不登校はいつまで支援の対象なのか」という問題だ。「学校に行かないこと」をどう捉えるかによって、課題は新たに次々と生まれ、解決のための施策を講じなければいけなくなる。視点を変えるだけで、取り組む必要のない施策も多くあるのではないか。
無論、不登校の子どもを具体的に支える環境整備の重要性は切に感じている。しかしながら、2年前に大きな話題となった鎌倉図書館のツイートにあった「一日いても誰も何も言わないよ」という一文に秘めたまなざしこそ、子どもの「今」を支えるうえで、また不登校施策の今後を見据えるうえでも、欠かせない視点ではないだろうか。

少子化のなか不登校が過去最高~そろそろ「支援」を見直すべきだ【不登校新聞・記者コラム】

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

大学入試センター試験は「発達障害特別措置」で受験できます

大学入試センター試験は「発達障害特別措置」で受験することができます。 その際、「個別の指導計画」や「個別の教育支援計画」を作成したかも記入する必要があります。 さらに、高校で作った個別の教育支援計画は …

今のままでは「不登校」という言葉をなくすことはできません

文科省は「不登校を未然に防ぐための支援策を検討中で、年度内にも方針を示す考え」だということですが、これまでもさんざんやってきた結果、不登校の児童生徒は増え続けています。 本質の理解をしないまま、できも …

10月17日(水)不登校についての教育行政との意見交換会のご案内

「不登校についての教育行政との意見交換会」のご案内です。 1 会の目的  不登校支援を必要とする子どもたちの教育・福祉等の支援体制を充実させるために、主催者と参加者で意見交換をする。 2 日時:平成3 …

プログラミング教育は指導マニュアルがなくてもできる

いよいよ4月から学校でプログラミング教育が始まるようですが、準備はどうなんでしょう? 先行実践例では指導案なども公開されていますが、実際に「プログラミングと教科の内容をつなげて考えられる」教員がどれだ …

学校へ行かせるのではなく、大切なのは子どもが好きなことを見つけること

学校へ行くのも学校を休むのも子どもの権利ですにも書きましたが、学校に行くには一人ひとりに理由があります。 無理をさせない。本人の気持ちを何より優先です。 親はなんとかして学校へ行かせようとしますが、子 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料