教育

マインクラフトを教育で活用するメリットは子供たちの思い入れが高いこと

投稿日:

Minecraft:Education Editionに登場する“エージェント“というキャラクターを、座標で示された目的地まで動かすプログラミングに取り組む。マインクラフトの世界は、すべてが立方体のブロックで構成されているため、(たて8、よこ10)または(たて6、よこ5、高さ4)といった平面座標や空間座標を用いて位置を表すことが可能だ。
こうしたマインクラフトの特性は、小学4年生算数の「位置の表し方」で学ぶ内容と親和性が高いことから、同単元の学習に絡めてプログラミングを学ぶワールドが用意された。
マインクラフトはそもそもゲームの中でも自分で考え、判断して進める場面が多い。ワークショップの最中も子供たちの中には、“エージェントはいろんなことができそう”という発想で、どんどん画面をクリックしながら試行錯誤をくり返す姿があった。

このようなマッチングはとてもいいと思います。
4年生では,二次元空間,三次元空間でのものの位置の表し方について学習します。
二次元の空間,平面上の位置は,2つの数の組で表します。三次元の空間では,ものの位置を3つの数の組で表します。
位置の表し方の指導で大切なことは「どこを基準にしているか」といった基準点の定め方です。
そういう意味では、このようにマインクラフトを使う学習は有効だと思います。
マインクラフトで遊んでいるうちに空間認識が身につき、それが結果的に算数の学習になっています。
算数の勉強をしなくても、遊んでいるうちに数的処理や空間認識が身につく。この方が面白いでしょ。
算数で学ぶ空間認識とマインクラフトとのマッチングが合っていると思います。
プログラミングありきで無理に教科学習につなげるのではなく、このように学習の目的とゲームの特徴が合っているもの、ツールの特性が学習に活きる組合せをしていくことが大切です。
ものづくりゲーム「Minecraft」を学校の授業で!挑戦する教育者たち

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

琴浦町の親の会「虹の会」の7月定例会のご案内

7月13日(水)19時から琴浦町で不登校生徒の親の会があります。 中部の中学生の保護者の方が中心で、学校に行っていないときの家での様子や親の関わり方、学校・担任の対応について、関係機関とのその後の様子 …

はだしのゲン やっぱりうちもかって感じ

はだしのゲン松江市教委の閲覧制限 鳥取でも別室に移動 市立中央図書館、2年前から やっぱりうちもかって感じだね。 なんとも情けない話だなあ。 こういうことって、1件出ると次々分かってくる。 隠していた …

教員から黒染めをするよう強要「茶髪で生まれたら普通じゃないの?」

髪の毛が生まれつき茶色いにも関わらず、教員から黒染めをするよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になったとして、大阪府立高校の女子高生が府に対して起こした裁判が、議論を呼んでいます。 髪の毛の色だけじ …

不登校は親(母親)の育て方のせいでも子ども本人に問題があるのでもありません

不登校は親(母親)のせいではありません。 不登校は「本人が登校の意思と必要性を感じていながらも、何らかの理由で学校に行けない状態」を指しています。 これは、怠けているのでも意図的なサボりや非行、遊びに …

三田ドラゴン桜×坪田ビリギャル対談「人は結局、自分で納得したことしか行動に移せない」

『ドラゴン桜』めっちゃ面白い。 コミックもドラマも一気見しました。 「いきなり大胆なことをしようなんて思わなくていい。今すぐできる、小さな挑戦を今日始めるんだ。」 “やめちまえ&#8221 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク