2017年11月19日、青少年健康センター主催による「ケアとしての就労支援」がお茶の水女子大学で開催されました。
ひきこもり当事者とそのご家族、支援者やメディアが集まり、精神科医の斎藤環さんが「ケアとしての就労支援~人と仕事が“薬”になるとき~」と題した基調講演を行いました。
「ひきこもりの方にとってケアとしての就労支援が成立するタイミングは、本人が就労支援を受けたいと考え、行動しようとするとき。」
「条件面については、考えられるすべての条件が良好な場合に限る。」
その中でも「3. 本人に安心と安全が担保されていること」が重要だと思います。
「不安感や危機感であおらないで、親亡き後を想定した対応という調査データを見せながら”ライフプランニング”を作ることによって、本人の安心や安全を担保することができる。」
このように、本人を理解し、思いや寄り添うことも必要ですが、行動化に向けての具体的なプラン作成が重要だと思います。
大切なことは
・多様な場作り
・人材養成
・行動プラン作り
この3つです。
その前提として、ひきこもりの理解があることはいうまでもありません。
ひきこもりと働く、ケアとしての就労支援