教育

「1年間でどれくらい学校に来てるのだろう?」という押し付けの道徳授業

投稿日:

この指導目標を押し付けられるのは、イヤだなぁ。
これでは、学校信仰を助長させることにつながります。
我慢して学校に行っているのに、休みの日くらい好きなことしたいよ。
この授業内容では、多くの子どもは途中で諦めてしまうでしょう。
この授業展開では、自発的な生活改善を促すことにはつながりません。
よくあるパターンが「これからは、○○して生活したいです。」と児童に感想を”書かせ”て順に”発表させる”。
そして、学級全員で拍手するという展開です。
これもまた、教員の自己満足です。
授業では、教員が一方的な道徳的価値観を押し付けるのではなく、子ども同士で多様な価値観を認める時間にしていくことが最も重要です。
2年後には道徳が教科化され、指導要領で価値や指導目標が決められます。
教員は、その教科書を使った授業をしていくことになるのですが、どんな教材を使ってどんな指導目標を立てるのか?
文科省は一方的な道徳的価値観を押し付けることを目的としていますが、今後の動きも注視していきたいです。
算数を使った道徳「1年間でどれくらい学校に来てるのだろう?」

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

二次障害は、そのまえに一次障害の理解不足がある

以前は自閉症や発達についてばかりを勉強していた。もちろんそれはそれで今でも大事だと思っているし、自分の実践の基盤にある。 ただ、発達障害のあるお子さんと多く関わるようになってから、二次障害の問題につい …

なぜ日本はいじめが多いのか? ちょっと違う個性的な子どもたちは排除の対象になる

子どもたちがいじめを苦にして自殺する事件があとを絶ちません。 ・子どもに起こっていることは、社会の問題を反映している。 ・日本は「溶け込めない人」「空気が読めない人」に対して、非常に冷たい社会であるた …

学校再開しても…しんどい、学校行きたくない行きたくない

「学校再開しても…しんどい」 「学校行きたくない行きたくない」 「学校始まったらって考えるだけでも恐怖」 「教室に居たくない、想像しただけでも恐怖」 こんな子がたくさんいます。 そこで、「学校ではいつ …

学校システムそのものが不登校を生んでいるという認識が必要

2016年(平成28年)9月14日には文科省が全国の自治体や教育長宛に「不登校は問題行動ではない」という通知を出しています。 1 不登校児童生徒への支援に対する基本的な考え方 (1)支援の視点 不登校 …

現行のいじめ防止対策推進法の何が問題なのか?

「いじめ防止対策推進法」を読んだことがありますか? そこには、被害者の保護のための対処法が明記されています。 しかし、実際の現場では適切な対処がなされていないことが問題です。 いじめの被害者がいじめを …

スポンサーリンク

スポンサーリンク