公的なサービスは条件にしばられるために、とても敷居が高いです。
無条件で出入りできる自由な居場所が必要です。
誰かとつながることで、また誰かとつながるのがいいです。
行政の支援が入ると「枠」ができてしまう。
そうなると自由がなくなります。
それなら、自分が動いて自宅を格安で提供しようと考えたわけですよ。
これまでは職場が個人の所属先として居場所の機能を強く担ってきた部分がありました。だからこそ、職場を失うことはダイレクトに孤立状態へとつながる傾向もあったわけですが、そもそも何を居場所と認識するかは個人のものであり、その意味で、六つの環境と居場所認識の調査は大変興味深いです。