これもまた、生き残り競争に勝った者の論理です。
自己責任ではなく、社会や組織、制度に欠陥がありながら放置しているのですから、増えるのは当たり前です。
未来を創る子どもたちの教育に直接関わる教員の実態がこれなんです。
「やさしさ」に価値を与える学校制度に変えていく必要があります。
これは教育業界だけのことではありませんが、過労による疾患であることは確かです。
熱意や責任感のある教員ほど限界を超えてギリギリまで懸命に頑張っています。
教員も児童生徒もそのような現状に耐えきれなくなっていることも明らかなのですが、「自己管理能力の欠如」として「自己責任」にするような世間的な風潮の方がおかしいんです。
国や自治体は時間的な労働時間だけを減らす提案だけで、その中身である作業量を減らすことまでは及んでいません。
取り組み方が逆なのです。
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執筆者:azbooks