社会問題

いじめ防止対策推進法の問題点を参加者の立場で解決するには?

投稿日:

12月11日(日)午後1時30分から日吉津村でいじめ問題についての「こども未来フォーラム」が開かれます。
しかし、残念ながら今回の目的も「いじめ問題への関心を高め、いじめの防止のために参加者ができることを考えるきっかけとする」で、初心者講座の域を超えていません。
パネルディスカッションの時間はたった50分しかありませんが、参加者の意見がどれだけ言えるのか疑問があります。
今年の1月24日(日)には倉吉未来中心でも同じ内容のフォーラムが行われましたが、大変物足りなさを感じて帰りました。
いじめの未然防止ももちろん大事ですが、いじめがどれだけ重大な問題であり、被害者がどれだけ苦しんでいるかを伝えていく場でもあると思います。
このようなイベントもいじめをなくすためには必要でしょう。
しかし、関心を持たせるという意味なのでしょうが、毎回「いじめとはなにか」「いじめに関心をもつきっかけにする」という初心者講座のようなものでは、進展は早急には望めません。いじめ対応は即行わなければなりません!
これでは毎回毎回課題は課題として残ったまま、さらに課題は増えていく一方です。
それが、いじめを軽く見ている根本原因です。
例えば、「いじめ防止対策推進法の問題点とは何か?」「その問題点を参加者の立場で解決するには?」というような具体的なテーマでディスカッションするのも意味があると思います。
いじめ対策協議会のメンバーはいじめ防止対策推進法の具体的な内容を知っているのでしょうか?
「フォーラムを開催している」というだけではいじめはなくせません。
倉吉こども未来フォーラムでいじめはなくせるのか疑問あり
「こども未来フォーラム~STOPいじめのために私たちができること~」の開催について
第1回北栄町いじめをなくそうサミット
第2回北栄町いじめをなくそうサミット

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-社会問題

執筆者:

関連記事

小中学生の学力、体力トップクラスの福井県の教員が悲鳴!

小中学生の学力、体力トップクラスの福井県ですが・・・ ひどい叱責をされているのは子どもだけではありません。 犠牲になっているのは児童生徒だけでなく教員もです。 教員も密閉された空間、ものがいえない組織 …

米子であった谷口仁史さんの講演会に行ってきました

昨年も「本人の価値観にチャンネルを合わせる」という講演会に参加しましたが、今日は再び、米子であった谷口仁史さんの講演会に行ってきました。 ひきこもりで48%の人が学校や教育委員会、相談機関や医療など複 …

コロナ報道でいかに情報操作がされているか検証する

コロナ報道でいかに情報操作がされているか見てみることにします。 報道でコロナ感染による死亡とされている人数は以下の通り (コロナが直接要因ではないものも多く含まれる) 全体9176人 80代以上533 …

いじめに関する教員対象アンケート報告結果

いじめに関する全国15都道府県30の小・中・高校生を対象に調査を実施し統計を取った資料、学校事件事故の調査・検証委員会についてや教員向けアンケートも見られます。 以下、教員対象アンケート報告から一部抜 …

鳥取県が実施した「ひきこもりに関する実態調査」と「努力目標」に危惧する

このたび鳥取県が実施した「ひきこもりに関する実態調査」。 そもそも「ひきこもり」をどのような基準で判断しその対象としているのか? 市町村が把握した実人数というが、これって「窓口に相談した人」ってこと? …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料