あなたは、ワクワクする毎日を送っていますか?
「企業が選考にあたって重視した点」は、「コミュニケーション能力」がダントツで82.8%で第1位。社員をする側に企業は、仕事を行う上でまず必要になるのがコミュニケーション能力であるということを挙げています。
第2位以降は、主体性 60.1%、チャレンジ精神54.%、協調性 46.3%、誠実性 44.4%の順。
その一方で、学歴や学力などに関しては、一般常識8.0%、語学力5.4%、学業成績4.8%、出身校3.0%、保有資格 0.4%と下位になっています。
学力重視の教育と職場での育成に問題あり
これは、就職する前の段階である学校や家庭では「勉強、勉強」と追い立てまくって学力重視の教育を行っているのですが、社会性、コミュニケーション能力や主体性やチャレンジ精神を育成できていないとも考えることができます。
昨日、WTTで学生たちと話したこととも共通すると感じました。
特に、他人とのコミュニケーションや人間関係作りに苦手意識をもっているのだといえます。
これは学生の側に問題があるのではなく、育成する側の問題だといってもいいです。
職場内でのコミュニケーションに関して、部下や後輩の育成を「行っている」が81.8%、いる一方で、部下または後輩の育成に「自信がある」は40.8%と半分。
上司と部下とのこのコミュニケーションについても、相談する側の部下と相談される側の上司の間での認識に大きな差が出ています。
このように、就職するまでと就職してからも「コミュニケーション能力を育成できないまま仕事を行い、人間関係がうまく構築で来ていない姿が見えてきます。
コミュニケーション能力を育成するために
つまり、学歴や学力よりもコミュニケーション能力や主体性を育てる教育が求められているということなのですから、そのような場を作っていくと学生からも企業からの需要に応えることができるということになります。
なかなか自分一人だけでは積極的に行動することは簡単なことではありませんが、周囲の大人が若い人たちと意識的に関わっていくことが必要だと思います。そんな場があったら、なにか面白いこともいっしょにできるようになるはずです。
いかに人と人とが直接会う機会が大切なのかが分かると思いますが、出会うためには一歩踏み出す勇気が必要です。仲のいい友達や知っている人と会うことには抵抗は少ないのですが、知らない人に会ったり初めての場所に行くには勇気が要ります。
しかし、一歩踏み出すことさえできれば面白い出会いが待っています。
踏み出す勇気を持てば知らない世界を見たり、魅力的な人とつながることだってできるのです。
出会いがなかったのは自分で探してなかっただけ
人生においての最大の財産は「人との出会い」です。
それは待っていても出会うことはできますが、積極的に求めたほうがはるかにチャンスは大きいです。
見えないのは見ようとしていないから、見つからないのは探していないからです。
見つけようと思えば、あなたの周りにはいろいろな人や場があります。
今まで知らなかっただけ、見つけようとしなかったことで損をしていることに気づいてください。
「やりたいことがない」「自分のしたいことが見つからない」のは、そんな気持ちにさせてくれる人と出会ってないだけなのです。
人は皆よくなりたい、今より自分を高めたい、もっと幸せになりたい、お金儲けをしたい、楽して暮らしたいなどという「願い」や「向上心」を持っています。
それが実現できないのは、これまで出会いがなかっただけで、あなたが「出会いたくない」と決めていたから、「出会いたくない」という言い訳を探してきたためです。
これって、もったいないと思いませんか?
せっかくのチャンスを自分で逃がしているのです。
ああ、もったいない、もったいない。
あなた自身が「出会いたい」と決めることからがスタートです。
自分自身は知らない人に会うことがワクワクするのですが、これからもそんな楽しさをいろいろな人に感じてもらえるような場や人をつなげていきたいと思っています。
知らない同士が出会うってワクワクするじゃないですか。
これまでもいろいろな人と出会う中で、自分が大きくなっていること、ワクワクする自分でいることが楽しくてしょうがありません。明日は誰に会おうか、どこに行こうかといつも探しています。
そして出会った人たちからたくさんの喜びをいただいています。
これからも「このゆびと~まれ!」って呼びかけますので、面白そうだと思ったら声をかけてください。
参考サイト
日本経済団体連合会「新卒採用(2014年4月入社対象)に関するアンケート調査結果の概要」
公益財団法人日本生産性本部「第3回「職場のコミュニケーションに関する意識調査結果」
「企業が新卒社員に求める能力の1位は11年連続で「コミュニケーション能力」
「職場コミュニケーションに関して発生している上司と部下の大きな認識のズレ」