教育

当時の担任らを懲戒処分にしただけでは、問題解決にはならない

投稿日:

当時の担任らを懲戒処分にしただけでは、問題解決にはなりません。
いじめ問題を直視しないどころか、いじめを見てみぬふりをしている、いじめの要因を作りだしている学校制度を放置している者たちが教育の現場に存在していることが大きな問題なのです。
いじめは「犯罪」であるのだから、加害者に厳しい罰を与えなければいけません。
「いじめはなんの得にもならない」ことを厳罰で対処しないかぎり、「いじめた側が得する」仕組みを変えることは不可能です。
「いじめは犯罪である」のだから、加害者が罰せられるという、当たり前のことを当たり前に実行するだけのことです。
それが、「いじめを許さない」ことを実行で表すことになります。
加害者には、懲戒処分の対象になった教員だけでなく、いじめの要因を作りだしている文科省や教育委員会も含まれます。
今回は担任らを懲戒処分にしただけ終わらせようとしていますが、もっと厳しい対処が必要です。
子どもが自分の命を絶っているのです。それがこのまま終わらせていいわけがありません。
彼らは責任をとるということがどういう意味をもっているのか全く理解していません。
本気で「いじめをなくす」という覚悟がない。
教育行政の隠蔽体質の改革、文科省や教育委員会を含めた無関心、無責任体質、学校制度の仕組みを変えていく必要があります。
担任ら4人懲戒処分 山形・天童市立中いじめ自殺

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

脱学校によって「不登校」という概念をなくすことができる

脱学校によって「不登校」という概念をなくすことができます。 学校がなくなっても、まったく困りません。学校がなくても「教育」「学び」は成立します。むしろ、人々は自分で考えるようになり主体的な学び方、生き …

学校に行くことは目的ではなく手段のひとつだから、他の手段があればそれでいい

学校へ行く行かないは本人の自由なのですが、現実として「学校というもの」の存在は大きいです。 また、「働くということ」も厳しい現実があることも確かです。 だからこそ、子どもが将来に希望がもてるような大人 …

ベッドの上で職場体験実習してみいへん?

「ベッドの上での職場体験」という前例のない実習に挑む宇田さん。 宇田さんの「仕事道具」はタブレット端末とマウス、携帯電話とイヤホンです。 実習の条件は、ワードとエクセル、メールと通話ができる、ネット環 …

鳥取県教委の提案している「教員の働き方改革プラン」って改革でもなんでもない

今日は鳥取県教育研究大会に参加しました。 その中で県教委から「学校業務カイゼン活動と教員の働き方改革」についての説明と提案がありました。 はじめに担当者から「この鳥取県版 学校業務カイゼン活プラン、校 …

学校を休むことは何の問題もありません

教育行政は学校を休むことを問題にしています。 その考え方自体が間違っています。 「不登校=悪いこと」 「不登校の子ども=悪い子ども」 という考え方こそが問題なのです。 子どもたちは学校を休めないことに …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料