暮らし

コミュニケーションの基本は、今も昔も何も変わってはいない

投稿日:

街中でも車や電車の中でも常に携帯画面を見ている人って、ほんとうに多くなりました。
どれだけ暇で無駄な時間を過ごしていると感じていないのでしょうか?
メールを使うときに「すぐに返信できないことに焦りや後ろめたさを感じる」っていいいますが、どれだけ道具に支配されているかの現れですよ。
メールに限らず、道具は使い方次第です。
特に伝達手段としての道具は、相手との関係性や使う目的によってきちんと使い分けることが大切です。
重要なことであればあるほど、相手と直接会って話すべきです。
直接会えなければ電話することもできます。
「相手が忙しいことを気づかって電話はしないほうが・・・」という考え方こそ間違っています。
相手も自分も他のことをしていて忙しいのであれば、電話に出なければいいだけのことです。
重要な案件であれば、またかけ直せばいいだけのことです。
仕事でメールでのやりとりも使いますが、その際も相手と使い方や内容の確認方法など、きちんとルールを決めておく必要があります。
商品やサービスの商談で期限があるのであれば、その期限内に返すのが当たり前のことです。
これは、メールに限ったルールではありません。どんな伝達手段を使った場合でも当たり前の対応です。
そもそもメールだけで意思を伝えること自体に無理があるのです。
重要な案件はメールだけではなく、やはり電話か対面で話すことが必須です。
メールで対応する場合は、相互に確認事項を事前に決めていくことが不可欠です。
急ぎの用事なら電話で直接伝えるべきです。
重要な案件であれば、直接会って話をすべきです。
直接会えなくてもテレビ電話なら表情も含めた意思伝達も可能です。
メールは相手の都合に合わせる必要はなく、自分が受信するタイミングで受け取り、発信したいタイミングで発信すればいいだけのことです。
ネットの普及によって通信速度が速くなったのは確かに便利にはなりましたが、道具に使われるようになっている現代社会は異常だといえます。
常に誰かに追い立てまくられている感覚に陥っている日常は異常です。
みんながみんなそれらの通信ツールを使う必要などありません。
自分の通信手段を自分のペースで使えばいいことです。
通信ツールの向こうには常に相手がいること、道具を使うのは人間であることを再確認することが必要です。
人間間のコミュニケーションの基本は、今も昔も何も変わってはいません。
「メールで損する人」に、決定的に欠ける視点

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-暮らし

執筆者:

関連記事

新型コロナウイルス対策として国民1人当たり10万円を一律給付へ、その財源は?

新型コロナウイルス対策として、国民1人当たり10万円の現金の一律給付が決まりそうです。 「給付」というのが上から目線でなんだかなあとは思いますが、とりあえず安心する人は多いのではないかと思います。 こ …

災害後数ヶ月経っても体育館で避難生活って、被災地を見捨てるという政策!?

自然災害が起きるたび毎度発生する震災関連死という人災。 相変わらず体育館でダンボール越しの暮らしが何ヵ月も続く避難生活。 ってこれ「生活」とはいえない。 避難計画は作ってあっても実際に安心して過ごせる …

コロナで休校! 母親たちの本音は? みえてきた意外な事実

休校措置直後に「働くお母さんはどうするのか?」といった批判的な声が多数見受けられました。 この4月の学校再開で最もネックになっていることのひとつが「親が子どもを見ることができない」ですが、では実際はど …

【緊急】グローバルダイニング、都に時短に応じない弁明書を返信。全文を公開

【緊急】グローバルダイニング、小池都知事から「命令」届いた。 午後8時以降の営業は「正当な理由があるとは認められない」との内容だったという。 小池都知事のいう「正当な理由」とはなにか? 飲食店を集中的 …

新型コロナ特措法の「緊急事態宣言」とは? 市民生活にどんな影響がある?

コロナは人災。 その思いを強くした2020年でした。 「コロナ問題」は「菅内閣」と責任の擦り付けをしている自治体が引き起こした人災です。 国民に経済的に大きな負担をかけ、専門家が我慢を強いる精神論でコ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料