教育

鳥取県教員採用試験合格の半数以上が採用辞退するのは当たり前

投稿日:2024年6月28日 更新日:


鳥取県教員採用試験合格の半数以上が採用辞退。
そりゃそうやろ、当然の結果だわ。
教員も大切にしない。
子どもも大切にしない。
教員が死んでも何も変わらない。
子どもが死んでも何もしない。
いや、何もしないのではなくその事実を隠すことばかりやっている。
学校教育はとっくに終わっている。
教員のなり手がどんどん減っている。
学校に行きたくない子どもはどんどん増えている。
頑張って働けば働くほどやる気がどんどんなくなっていくのだから、このようなことになるのは当たり前。
採用試験を県外でやったり試験の仕方を変えても成り手は増えない。
学校の在り方自体を変えないで今の学校教育を今のまま維持しようという考え方を変えないとダメでしょ。
ということ。

教員採用試験合格の半数以上が採用辞退 鳥取県(鳥取 NEWS WEB)

「鳥取の魅力をPRするなどして志願者をつなぎとめたい」と県教委が考えているようですが、大事なところはそこじゃないでしょう。
広報活動を広げる?鳥取の魅力をPRする?
問題なのは教職に魅力がないから志願者が減っているわけで、そこを改善しないとダメでしょう。

鳥取県教員採用試験「大阪会場の設置が功を奏した」って

「腕試し」受験 採用辞退多数 鳥取県小学教員試験早く22年度合格203採用108人

教員の労働環境はどんどん悪くなるばかり

就職先の第一志望は民間の大企業で、その「滑り止め」として鳥取県の教員試験を受けている。
民間企業が決まれば教員は辞退する。
ごくごく当たり前の構図ですよ。
やりがい搾取ばかりで魅力がないからね。

何年も何年も安い給料で明日が見えないまま不安定な「講師」を続けなければならないのが現実。
本当に立場が弱い何も言えないのが「講師」という立場。
その間にどんどんやる気を失っていく。
とりあえず試験は受けてみても他の条件のいい魅力的な仕事を選ぶのは当たり前。
前時代的な個人の善意に頼るのは文字通り時代遅れだわ。
こうやって教員の労働環境はどんどん悪くなるばかり。
そこを改善しないと。

教育実習で“なりたくない” 教員に魅力感じるも ためらう学生

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「高校教育は学問ではない」上野千鶴子が17歳の時に訴えたこと

私も上野さんとまったく同意見です。 学ぶことを学べない学校を「学校」とはいえない。 学ぶ楽しさを学べない学校を「学校」とはいえない。 学び方を教えない教育を「教育」とはいわない。 学びたいことを学べな …

個を犠牲にしてまで集団を維持するのは間違っている

「みんなと同じ」「みんなができる」ことほど気持ち悪いことはありません。 しかし、多くの人は「みんなと同じ」平均的な日本人でありたいと思っています。 そんなにみんなと同じになりたいのでしょうか? 優先す …

桜宮高校体罰事件 組織的な隠蔽は絶対にさせない!

体罰による指導死事件の判決が下されました。 元顧問の暴言と暴力によって、生徒が自殺に追い込まれたという因果関係が認められましたが、男子生徒は帰ってくることはありません。 このような事件が起こるたびに、 …

「不登校は不幸じゃない2019in鳥取県」朝日新聞に掲載

8月27日の朝日新聞に親の会のイベント「不登校は不幸じゃない2019in鳥取県」の記事と親の会の情報を載せてもらいました。 私も鳥取県不登校の親の会ネットワーク代表として「支援センターなど学校以外の居 …

「子どもをいじめで死なせてはいけない」という大人の決意と実行力が問われている

長崎県新上五島町で2014年1月のいじめ自殺で、町教委は「いじめが自殺の原因とは断定できない」としていましたが、2年経過して第三者委員会が「いじめが自殺の主要な原因」と発表しました。 2年も経過してか …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料