教育

文科省や教委は一体いつまでこんな対策をすればいいと考えているのだろう?

投稿日:2021年11月5日 更新日:

文科省や教委は一体いつまでこんな対策をすればいいと考えているのだろう?
SCを増やして子どもを学校に連れ戻そうという発想がそもそもの間違いです。
文科省や教委は何も分かっていない。
変わらなければならないのは子どもではなく、大人の方であり、文科省や教委の考え方を変えなければいけない。
「不登校」は問題行動ではない!
学校に行かない子どもが問題ではない!
子どもの学びができない、学びの保障がないことが問題なのです。
「不登校」を子どもの心の問題だとしている捉え方が問題。
それは子どもの問題ではなく、大人の側、学校の側の問題なのです。
そして、「不登校」という表現があたかも「学校に行かない子どもの問題」のようにイメージさせています。
そもそもその理解の仕方に問題があります。
改善が必要なのは子どもに対応できていない学校なのです。
「子どもに問題があるから学校に行かない」だから子どもを変えよう、子どもを治そうという発想から始めている「不登校対策」を変えるべきなのです。
変える必要があるのは子どもではなく、学校システムなのです。

スクールカウンセラー配置3万件も不登校減少つながらず

「行政機関やNPO法人などと連携し、現場の子どもたちのサインを受け止める側の態勢を早急に充実させる必要がある」
まだこんな段階なの?
問題の本質がまったく分かっていない。
これもまたお粗末な分析だなあ。
いつまで経っても子どもたちの声を聞こうとしない、聞いたフリをする教育機関、相談機関。
子どもたちは何十年も前から「学校の問題」「学びの保障」を訴えている。教育機関の問題点を指摘している。
それを受け止めることなく、何も変えようとしない。
学校が子どものニーズに応えられていないのです。
その一方で自ら自由な学びを選択して生き生きと過ごしている子どもたちがいることにも注目してほしいです。

その解決は簡単なことです。
・「不登校」は問題行動ではない
・個々の子どものニーズに応じた多様な学びの場が必要
この二つを実行すればいい。

不登校過去最多 背景もっと深掘りせよ(中国新聞)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学習障害の松谷くんの参加した「DO-IT Schoolプログラム」

松谷くんの参加した「DO-IT Japan」の「DO-IT Schoolプログラム」 松谷くんののような読むことや書くことが苦手な子どもたちは、まだ多くの方には知られていません。 さらに、その子どもた …

倉吉こども未来フォーラム「いじめを許さない」とはどういう意味?

昨日は、倉吉未来中心で「いじめに関するフォーラム」に参加しました。 会場についた途端、とても残念なことがありました。 会場に入りきれない人たちがロビーに80人くらい溢れていました。 会場の様子は小さな …

教員にとっての「いい子」国家にとって「都合のいい子」が評価される道徳教科に?

新指導要領では道徳が「教科」化されて、担任が評価することになります。 どのような評価基準で評価するのかわかりませんが、担任の評価を気にする道徳の学習ではなんの意味もありません。 ちなみに、私たちが中学 …

鳥取県教委「令和元年度いじめ・不登校対策本部会議について」

鳥取県教委「令和元年度いじめ・不登校対策本部会議について」の報告から ・これまで「不登校が生じない学校づくり」「学校復帰」を目的とした対策を講じてきた結果として、毎年学校に行かない子は増えている事実を …

日本の教育はものすごく遅れている。 本人が希望する学校選択ができない

日本の教育はものすごく遅れている。 本人の希望や目的に応じた学校選択ができない。どこかの学校に「在籍」しているという「形」が優先される。 中学校や高校に行っていない子にとっても進学は大きなことです。 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料