「地方創生、地方創生」ってどこもかしこも「人口減を止める」っていうことで石破くんからの命令で一斉にはじまったんですが、そもそも「人口が少なくちゃいけないの?」っていうところから議論を始めるべきなんじゃないかと思います。
「なんで、人口が減ったらダメなの?」「人口が減ったら市民の生活はどうなるの?」ってところがスタートなんじゃないのでしょうか?
「地方消滅」って、昔あった小松左京の「日本沈没」みたいなもんです。
地方は消滅しないし、日本は沈没しません。
(東南海地震はこわいので、みなさん、鳥取に企業の拠点を引っ越ししましょう。)
(今なら、固定資産税も法人税も安くていいですよ。)
確かに一部の地域では村がなくなっているところもありますが、それは国の無策が起こしたことでしょう。
村に責任はないのです。
国が何もしなかった、または村をなくすような政策をやってきたからそうなったんでしょ。
それを村人や住民のせいにするのはどうかなと思います。
だいたい「地方創生=人口減少食い止め大作戦」っていうのが気に食わないですね。
それなら、あのふなっしーの船橋市の人口よりも少ない、日本一人口の少ない鳥取県は「日本一最悪」だってことですか!?
島根だって人口が少ないので、「ダメな県」ということですか?
そんなことないでしょ。
私は鳥取は日本一最高の県だと思っていますよ。
鳥取県民は島根県をライバルだと思って、スタバを越された、セブンも越されたなどといっていますが、島根も本当にいいところだと思います。
なんといっても、島根は電車が通っていて複線だし。
(スタバやセブンなんか倉吉にはいらないけど。。。)
「人口が少ない=ダメな県」ということはないでしょ。
だとしたら、何が問題なのか、何を解決していく必要があるのかということになります。
それは、市民の不安や不満を改善していくことです。
人口減を止めることが目的ではなく、市民の暮らしをさらによくしていくことが目的ではければいけません。
暮らしがよくなれば、自然と人は集まります。
(私は、人口は増やさなくてもが少ないほうが暮らしやすいと思いますけどね。。)
人口が減ると税収が減る→住民サービスが低下する、という考え方もあるのでしょうが、決してそうではないです。
自らが収益を上げる仕組みを作ればいいのです。
そのために、市民の全知識、すべての知恵やアイデアを結集して実行していくことです。
小さな事業所の中には、しっかり地域貢献に頑張っているところもありますし、個人ボランティアで日々支援をしている人だっています。
彼らは市の政策も補助金もあてになんかしないで、自ら出資して自ら実行しています。
これらの意志と実行力を結集すれば、暮らしはもっとよくなり財政的にも豊かになっていくはずです。
ちなみに、この本、100%お笑い保証付です。
1200円と、ちょっと高いけど、パータンではビニ本になってて読めなかったし、これも地域貢献かなと思って買いました。
(みょーちゃん 印税送りますよ。^^)
ただ、倉吉のことがあまり書いてないのが不満です。
鳥取県出身の芸人、みょーちゃんと岩ちゃんが書いたのですが、2人とも倉吉のことを知らなかったので、私に声をかけてくれたら1冊まるごと書いてあげたのに。^^
イモトも西部の出身だから倉吉のことは知らないだろうし。
いやあ、ページをめくるたびに笑っちゃいますよ。
鳥取は日本一最高の県 人口が少ないからいいのだ
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執筆者:azbooks