教育

特性を理解するには、まずは正しく学習すること

投稿日:

このようなメディアの取り上げ方は社会の偏見を助長することになります。
メディアの無理解と無責任さには、本当に腹が立ちます。
発達障害につきものの特性は本人にとっての「強み」であり「宝もの」。
自己理解とは、自分のよさや得意なことに気づくこと。
「障害」のあるなしに関わらず、自分に合った適材適所な仕事があるはずなんですが、周囲の理解がない、特性と仕事とがマッチングしていないために辛い思いをして働いている人もいます。
自閉症スペクトラムやADHDやアスペルガーの特性を強み、長所として活躍できる職種もあります。
「障害」は病気ではありませんから、大人になってから治ることはありませんし治す必要もありませんが、周囲の理解の上で特徴を活かした自分に合った働き方ができれば、みんなが働きやすくなります。
周囲の理解と自分に合った働き方によって「障害」は障害ではなくなります。
その環境を整えていくことが社会の役目です。
周囲の人たちは彼らの特性を長所にするために何ができるのかを考えることが大切です。
特性を理解するには、まずは正しく学習することが必要です。
社会の無理解が二次障害(症状)を引き起こしている要因の一つなので、もっと社会的な理解を進めていきたいです。
ひとつの例として、地域の人権教育の学習会などでも発達特性をテーマとして取り上げていくというのも理解を進めるのに有効だと思います。
地域別の特例子会社一覧
発達障害と診断の高畑裕太 一般の職業人も苦労するもの

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

臨時休業が終わって新学期が始まってもICTを活用した自宅学習支援を!

鳥取県教育委員会は、「ICT等を活用した自宅学習支援事業」を進めています。オンラインで自宅学習することで、学校に通学して授業を受けなくても在籍校への「出席扱い」になるというものです。 昨年9月から学習 …

福島さんの今津特別支援学校PTA主催第1回保護者向けICT講座

福島さんの保護者向け研修会の様子が動画で公開されています。 2017(平成29)年5月29日(月)の11:30〜13:00に福岡市立今津特別支援学校で開催された第1回保護者向けICT活用講座「肢体不自 …

不登校の子どもの権利宣言を知っていますか?

不登校中の子どもや、辛い思いで学校に行き続けている子どもが、一人でも自身に合った生き方や学び方を選べる世の中になるようにと、「不登校の子どもの権利宣言」が作られました。 この権利宣言は、フリースクール …

「子どもをいじめで死なせてはいけない」という大人の決意と実行力が問われている

長崎県新上五島町で2014年1月のいじめ自殺で、町教委は「いじめが自殺の原因とは断定できない」としていましたが、2年経過して第三者委員会が「いじめが自殺の主要な原因」と発表しました。 2年も経過してか …

外国人から見た日本の「学習塾」は異常?

あなたは、日本の学習塾文化についてどう思いますか? 確かに学歴が欲しい日本人が多いのは事実。 それを本人が望んでいるのなら塾に行けばいい。 自分で勉強して学歴を取得することもできる。 学歴がいらないの …

スポンサーリンク

スポンサーリンク