お兄ちゃんのいうこともよくわかる。
相撲界を出た今だからこそそういえるんだと思います。
貴乃花も必死になって内部から改革しようとしたんだよ。でも彼はそんなに器用じゃない。相撲界も正論が通る世界じゃない。それでも貴乃花は相撲界の中でなんとか頑張っていた。
でも限界を感じた、もう我慢の限界だったと思います。
内部から組織を変えようとしても並大抵なことではできません。
だから、今は私も外部に出て学校教育を変えようと考えています。
だからお兄ちゃんと貴乃花の気持ちもよく分かります。
今回の件は、お兄ちゃんも貴乃花もなんだか自分の生き方と重なって見えました。
お兄ちゃんも貴乃花も、それぞれの場でできることはあるので我が道を進んだらいいと思います。
若乃花は弟の決断に「常にいろいろ計算をして考えている。ただ単にかたくなな人間ではなくて、辞めてから柔軟な人間になっていければ変わってくると思うんですけど。でも、そこが貴乃花の魅力なので難しいところですよね」とコメント。「本人も入りたくないし、5つの一門も入れたくない。それがこの結果(引退)になった」と推測した。
「(引退の決断を)支持する支持しないじゃなくて、協会には残っていた方がいい。自分で器用だと思っているかもしれないけど、そんなに器用じゃない」と語った。