AppleとGoogleが学校向けの新しいタブレット端末を発表しました。
かつてビデオのVHSとベータ戦争がありましたが、それと似たような感じですね。
そういえば、今はHDに代わっていますが、保存媒体といえばテープレコーダーやカセットテープ、レーザーディスクというものもありましたね。
そして、ワープロソフトは一般的にはWordですが、なぜか学校現場では一太郎です。
学校でのICT機器の導入がなかなか進まない中、両者の競争が激化していきそうですが、大切なことはそれをどう使うかです。ICT機器の活用は学校よりも学習塾や通信教育の方が進んでいます。
アップルは米国時間3月27日、手書きデバイスApple Pencilに対応し、性能を強化した新しい9.7インチiPadを発表した。日本での価格は3万7800円~。同時に教育機関向けに既存アプリの大幅なアップデートや新アプリのリリースを発表し、学校向けには3万5800円で提供する。Apple Pencilも一般価格の1万800円に対して学校向けは9800円と設定した。
アップルは新iPadで教育市場を奪い返せるか
グーグルは前日の3月26日に記者会見を行い、台湾エイサー製の教育向けタブレット端末を329ドルで発売すると発表したが、新型iPadの学校向け価格は299ドルとそれよりも安価に設定されている。
Google、教育向け「Chrome OS」タブレット発表 まずはAcerから349ドルで
アップルが学校向けに発表した新ツール
Googleは2014年に独自の教育向けツール「Google Classroom」を提供開始していますが、Appleが3月27日に新型「iPad」とともに複数の教育用ツールを発表しました。
どちらも実際に使ってみないと分かりませんが、学校でこれを使うことがさらに負担になっては本末転倒です。
ICT機器を使うことによって便利で楽になることもありますが、今やっている方法の方が無理がないのであれば、必要に応じて追加していくのがいいです。
Google Classroom、一般公開――誰でもクラスを作って教えることができる
アップルが学校向けに発表した新ツールを一挙紹介