「障害があるのにこんなことができてすごいね、頑張ってるね。」
「学校行ってないのに勉強頑張ってるね。」
っていう人がいます。
はあ?
障害があるとかないとか、学校行ってるとか行ってないとか、まったく関係ないよ。
さらに、障害があったり学校に行かなかったら何かに頑張ってないとダメなの?
何かすごい能力があって、すごいことしてないとダメなの?
「障害者のAさん」「学校に行っていないBさん」
この表現もよく使われていますが、これもおかしな使い方です。
Aさんにとって社会的な障壁があり、Bさんはただ学校に行っていないだけのこと。
AさんはAさんなんだし、BさんはBさんなんです。
障害があるとかないとか、学校行ってるとか行ってないとか、まったく関係ないです。
そこにいるだけで十分に頑張ってるんだけど。自分を生きていることがすごいことなんだよ。
でも褒めるのって難しいです。
言葉を選ぼうとするとよけいに躊躇しちゃうし。
でも、その時の自分の素直な思いを伝えたらいいと思います。
「がんばってるね」「大丈夫だよ」「すごいね」「あなたがいてくれてうれしいよ」って。
あなたがいてくれてありがとう、ですよね。
今ここにいることが素晴らしいんですから。
「障害があるのにこんなことができてすごいね!」の猛烈な違和感
投稿日:
執筆者:azbooks