プロ棋士の藤井聡太くんのエピソードです。
藤井聡太くん「どうして5分で分かることを45分もかけて教えるんだろう。授業がつまらない」
Aさん「この漢字は書けるのに、どうして何回も何回も繰り返して書かないといけないんだろう。宿題がつまらない」
Bくん「先生の話も授業の内容もさっぱり分からないのに、どうして45分もじっとして椅子に座っていなければならないのだろう。おけつが痛い」
Cさん「校長先生の話はだれも聞いていないのに、どうしてあんなに長いのだろう。足がだるい」
うん、うん、わかるわかる、だよね~。
だから、教科書のすみっこにパラパラ漫画を描いてたんだよね。
「藤井君は小学校1年から2年までうちに通っていたのですが、1年のときに『詰将棋解答選手権』で凄い成績を残したんです。プロ棋士でも全問解けない人がいるほどの難問ですが、90分の制限時間を半分以上残して解いてしまった。全問正解で、こんな天才がいるのかと驚きました」
「小学生の頃、聡太が歩いていてドブに落ちたことがあるんです。理由を聞いたら“将棋のことを考えていたから”と言う。そんなことが2、3回ありました」
分厚い本も面白いと思ったらすぐに読み終えてしまう。司馬遼太郎の『竜馬がゆく』(全8巻)は、小学校6年生で全巻読破した。
「“どうして5分で分かることを45分もかけて教えるんだろう。授業がつまらない”と言って驚かされたこともありました」