医療現場で多くの人たちの健康と命を守るために、懸命にコロナと闘っている医療従事者の方々、本当にありがとうございます。
ソフトバンクの孫正義さんもtwitterでコロナ対策へのマスクや医療機器の確保について発信しています。
4月18日のツイート「医療用品が10万個単位で緊急入手出来るかもしれません。」
医療用防護服と医療用手袋はまだ入手の目処は付かないのですが、医療用顔面シールドと医療用メガネはもしかすると10万個単位で緊急入手出来るかもしれません。
どなたか、どのくらい不足しているのかわかる方いますか?
医療用マスクN95などは来月調達します。— 孫正義 (@masason) April 18, 2020
そのツイートに対して、大阪府の吉村洋文知事が買い取りのツイートをして、孫さんも対応について返信しました。
吉村洋文知事と孫さんは面識はないそうですが、このようなやりとりをしています。
孫会長、初めまして。大阪府知事の吉村と申します。是非、大阪府で買取りさせて頂ければと思います。 https://t.co/TyZcJf2cwu
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 18, 2020
吉村知事、了解です。
無事に医療用マスク、フェイスシールドなどが入荷出来ましたら早速対応させて頂きたく思います。一緒にコロナとの闘い頑張りましょう。 https://t.co/RFne0QOdcl— 孫正義 (@masason) April 18, 2020
福岡市の高島宗一郎市長も孫さんへ支援の要請をツイートしています。
高島市長、ファイスシールドの件、対応します。当然SBは無利益での提供です。数量は他県や医師会との調整になります。一人でも多くの医療関係者などに届く事を心より願っています。 https://t.co/2Xey1Z9TA3
— 孫正義 (@masason) April 19, 2020
孫さんありがとうございます!では福岡市役所から事務的にご連絡させていただきます。ちなみに久留米や北九州も困っているはずなので、周辺状況もヒアリングしてお伝えさせてください。ぜひお力添えをお願いします。 https://t.co/KsVq32Vrrz
— 高島宗一郎 (@so_takashima) April 19, 2020
愛知県の大村知事も
大村知事、了解です。医療用N95マスク、サージカルマスク、医療用メガネ、フェイスシールドなどSBは無利益で提供します。
医療用防護服などもまだ確定してませんが100万枚折衝中です。 https://t.co/SyIFA4Pfrk— 孫正義 (@masason) April 19, 2020
ところが・・・
4月19日「消毒液も大量に当方で入手可能なのですが日本の許認可手続きに一年くらいかかるそうで入荷出来ません。それらは全て米国やEUその他の国々に行きます。」とツイート。
実は消毒液も大量に当方で入手可能なのですが日本の許認可手続きに一年くらいかかるそうで入荷出来ません。とても残念です。
それらは全て米国やEUその他の国々に行きます。 https://t.co/TxUPSTW2iB— 孫正義 (@masason) April 18, 2020
さらに、マスクの国内生産について
医療用マスク95など国内生産検討しましたが、本業でもなく製造に1年かかります。代わりに来月から月3億枚のSB専用ラインをBYD内に新設する事にしました。力不足ですが一人でも多くの医療関係者にマスクや防護服などが届く事を願っています。 https://t.co/z2jxhsV2t7
— 孫正義 (@masason) April 19, 2020
これはtwitter上でのやり取りなので、真偽はどうか分かりませんが、日本の許認可手続きに一年くらいかかるとのことです。
今は緊急事態です。お国の一大事です。日本政府、厚労省は今なんのための仕事をしているのでしょうか?このような政府の対応を待っていたのでは、コロナの収束など程遠いと思います。まさに「お役所しごと」です。
ものはあっても、許認可手続きができないために手に入らない?
手に入っても認可ができないので使えない?
目の前に苦しんでいる人がいるのに、役所の手続きができるまで放置しなければならないのか?
こんなに認可に時間をかけるのは、他に言えない理由もあるのではないかと変な疑いまで持ってしまいます。
もちろん、その安全性とかも確かに大切ですが、今このときに優先すべきことは何か、それを考えて行動してほしいと思います。
ところで、大阪府知事の吉村さん、全国学力テストの学校長評価発言の時にはとんでもない人だと思っていましたが、今回のコロナ対策についてはしっかりリーダーシップを発揮していると思います。
福井県の杉本達治知事は4月19日、県内全世帯にマスク2箱(100枚分)の購入券を配布すると発表しています。購入券が印刷されたピンク色のはがきを、23日から郵送する。
そして、福井県内の医師や看護師ら医療従事者に対し、福井県が独自に特別手当の支給を検討し、支給の対象者や時期、金額などの詳細を早急に詰め、今週中にも補正予算を専決処分するといいます。
鳥取県の平井知事も積極的に行動していますが、コロナが収束したら、このような決断力、行動力のある人たちによって地方自治が加速していくといいと思います。
政治、行政においても、この間にどんどん前例を壊していってほしいと思います。
ご覧の通り、このようなtwitter上でのやりとり、これすべて見ることができます。
具体的な交渉は事務局を通じて行われているのでしょうが、このようにtwitter上で行われていることも時代なのでしょうか。
政治の透明性や情報公開が叫ばれている背景もあるのだと思いますが、裏があるのではと疑った目で見てしまうのは考えすぎでしょうか。