教育

不登校の子どものお母さん方に一番おすすめなのは親の会

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お母さん方に一番おすすめなのは親の会です。
学校だけでなく、夫、親、姑、ご近所さんとの関係もありますよね。
子どもの問題で周囲の人たちから責められ、一番辛い思いをしているのはお母さんだと思います。
親の会では、周りの人たちとの間で板挟みになった経験なども語り合っています。
なによりも「独りじゃないんだ」「今のままで大丈夫なんだ」という気持ちになれることが、親の会という場のいいところです。
子どもにも居場所が必要ですが、お母さん方にも居場所が必要なんです。
まずは、思いを吐き出すこと。そこから始めないと前には進めません。
お母さんが安心して過ごすこと、それが一番の子育てなんです。

鳥取県の不登校の親の会はどれも本当に温かくて優しい場所

そんな親の会が鳥取県の各地にあります。
鳥取県の不登校の親の会にはすべて参加していますが、どれも本当に温かくて優しい場所ですよ。
親も障害があったり、いろいろな困り感がありますが、私たちの親の会はそれらをすべて包み込む優しさがあります。
本当に安心して参加でき、本当に居心地のいい「居場所」になっています。
これらはすべて自主的、自由な会ですから、規則らしい規則もありません。
「お互いを思いやり、どんなことも否定しない」というのが唯一のルールでしょうか。
「してあげる」とか「してもらう」という上下関係ではなく、自然と何でも言えて、お互いの弱みも出しって何でも受け入れるフラットな関係になっています。
長いものでは20年以上も続いています。
本当に素晴らしい会なんです。
今の私があるのも、このような素敵な居場所があるからなんです。
親の会をきっかけとして、とにかくいろいろな人や場につながって居場所を見つけていきましょう。

「不登校」は今すぐなくせる

不登校はなくせますよ。
「不登校」という言葉もなくせますよ。
「不登校」って言葉自体が上から目線です。
国の管理下の中で上の都合によって作られた言葉です。
便宜上私も使用してはいますが、使うたびに違和感を感じていますね。
不登校、登校拒否、非登校など、いろいろな「用語」がありますが、そんな用語さえ意味はありません。
「学校へ行っているの。ああそう。」
「学校へ行っていない。それが何か?」でいいんじゃないでしょうか。
まあ、これも自分で決めたらいいことです。

「不登校が問題である」という考え方こそが問題

そもそも、不登校は悪いことではありません。
「不登校が問題である」という考え方が問題なのです。
「不登校問題」の本質はそこなんですから、「不登校は問題ではない」と考えれば不登校はなくなります。
本質を分かっていない、不登校の理解がない者たちでいろいろこねくり回しているから面倒なことになっているだけです。
文科省も教育委員会も学校も、専門機関(何の?)の多くは、「この本質」の理解ができれていません。
彼らは、ものすごく狭い範疇でしか不登校を考えていません。
口先だけはいいことを言っていますが、全く行動が真逆です。
ここに、この問題の難しさがあります。
なんもやらないというか、「やっていることにしましょう」的な色が強いですね。
まあ、一部を除いて形だけです。
だから、私たちができることを少しずつしていくしかないですね。
「学校へ行く行かない」は子ども本人が決めたらいいことであり、行く行かないは自由なのです。
その本質の理解を広げていくために私は活動を続けていきます。
学校、夫、実の親…。子どもの問題で周囲から板挟みになった経験から、今、お母さん達に伝えたいこと

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