教育

鳥取県琴浦町の親の会「虹の会」に参加しました

投稿日:

昨日は琴浦町の親の会「虹の会」に参加しました。
みなさんが子どもさんを信じて温かく見守っておられること、そして親が一人で抱え込まないで、このような居場所で近況を語り合ったり情報を共有しながら一歩一歩進んでおられます。
今回は、高校受験前ということもあり、北栄町にある中央高等学園専修学校の阪本校長先生にも来ていただき、中学校卒業後の進路についても具体的な話ができました。
1年前は親もどうしていいか全く分からないで本当に苦しかったけど、今日は中学3年生の子どもたちが自分の進路をそれぞれ決めたといううれしい報告もあり、本人が決めたことを親がしっかり応援していくことの大切さを皆さんで再確認しました。
保護者が動くことによって学校の環境や先生方の対応も少しずつ変わっていき、関係性も少しずつよくなっているという報告もありました。
これから行く道は、ひとつではなくたくさんの道の中から選ぶことができます。それも子どもさん自身が自分で選べるのです。
そして、一直線に進むだけでなく、時間をかけて回り道をしながら進むことだってできます。
自ら進む道を決めることが大事なのであって、一人ひとり進む道も進み方も違っていいんです。親のできることは子どもが決めたことを応援することです。
そして、発達障害の特性の理解と対応の仕方についても話題になりました。
一番困っているのは子ども本人であり、周囲の人たちの理解と適切な対応ができれば子どもは自信をもち、自らの力で歩んでいくことができます。
これまでの子どもさんの体験を通じて学校間の連携の大切さについてもみんなで共有できましたので、このような理解の輪をもっと広げていきたいです。
また、学校任せにしないで、保護者も情報を集めて勉強していくことも大切です。
阪本先生、東伯文化センターの職員の方、お世話をしてくださる保護者の皆さん、毎回美味しいスイーツを持ってきてくださるNさん、いつもありがとうございます。
18日のクリスマス会も楽しみにしています。
美味しいケーキをいっしょに作りながら、子どもたちと話ができるといいなあ。
特別支援教育の推進について、「個別の教育支援計画」と「個別の指導計画」について、校内支援の進め方についてなど参考になる資料を載せておきます。
発達障害の特性にどのような手立てをしたらいいかの具体的な例も載っています。
特別支援学級担任のための手引き(鳥取県教育委員会)
鹿児島県総合教育センター「アセスメントシート」
特別な支援が必要な児童生徒の気づきのためのチェックリスト(山形県教育委員会)
特別支援教育校内支援マニュアル(福岡市発達教育センター)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

小学校での課外活動における飛込指導に係る鳥取県教育委員会の方針等について

禁じられている体育の時間での水泳の飛び込み指導がなぜ行われているのか?にも書いていますが、今回出された「小学校での課外活動における飛込指導に係る県教育委員会の方針」は、妥協案という妥協案です。そこには …

環境調整ができたら「発達特性」は、武器になる

環境調整ができたら「発達特性」は、武器になります。 何度も言いますが、「発達障害」の「障害」とは、本人にあるのではなく、周りの環境にあります。 だから、環境調整によって特性は素晴らしい能力になります。 …

学校?行かないでいいよ!不登校だって大丈夫

「休みグセがつく前に、親は早めに登校させたほうがいい」 これは多くの学校関係者が指導の前提として持っていて、「休むことは悪いこと」「我慢させてでも学校に来させた方がいい」という考え方です。 しかし、そ …

文科省「高校の水泳授業の飛び込みスタート禁止に」する方針を発表

2月14日、高校の水泳授業でプールの飛び込みスタートを原則禁止とする学習指導要領の案が文部科学省より発表されました。 世論の高まりが国の教育指導方針を変えました。 鳥取県でも羽合小学校の飛び込み事故か …

学校はなんのために? – 不登校をめぐる見落とされがちな事情

まつもとさん、結構本質をついているなあと思います。 「不登校生への圧力は親や学校の都合」 「実際には学校なんてたいしたことを教えていない。むしろそれは有害であるとさえいえる。だから、勉学のためにも社会 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク