仕事

視覚障害のブラインドライター・松田昌美さん「障がいは新たな能力を身につけること」

投稿日:

視覚障害のブラインドライター・松田昌美さん、現在の視力は「目の前に出された指の数が分かる程度」ですが、倍速の早送り音声や複数人が同時に話しているような音声でも聞き取れる並み外れた聴力の持ち主。
OLとしてコールセンターで働く傍ら、盲学校時代に身に付けた「テープ起こし」の技術を生かし、2014年から「ブラインドライター」としての活動を始めました。
テープ起こしの音声を聞くだけで、部屋のなかに何人いるか分かる。テープ起こしの音声を聞くだけで、部屋のなかに何人いるか分かる。佐川急便とヤマト運輸のトラックの違いも分かるそうです。
障害は「機能を失う」ことではなく、「新たな能力を身につける」ことでもあります。
「Co-CoLife☆女子部」っていう障害と難病を持った女性をテーマにしたフリーペーパーの制作のお手伝いをボランティアでやっていたことが今のブラインドライターという仕事を始めたきっかけになったといいます。
障害のある人が当たり前に活躍し、『バリアフリーという言葉がいらない社会を実現する』のがミッションだそうです。
「自分が仕事をすることで人が喜んでくれるのが生まれて初めてだったから、うれしかった」
「誰かのためになると思えたことが嬉しかった」
「テープ起こししているときはその世界に旅しているような気分になる」
昌美さんの仕事を待っている人がいる。
それがたった一人であってもいい。
盲学校の原田先生から「できないふりをするな。」と言われたことが転機になったそうです。
仕事の依頼はこちらからできます。
はじめまして。「テープ起こし」専門ブラインドライター松田昌美です。
松田昌美さんのブログ「Pocket Apple」
現代の聖徳太子⁉︎ 視覚障がいを乗り越えたテープ起こしの旅人・松田昌美

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-仕事

執筆者:

関連記事

若者の基礎能力が不足してるって、それは大人の責任でもあります

「無職や非正規の状態を脱して、正社員として就職をしたい」と考えて実際に就職活動に取り組んでも、学歴や職歴、ブランクなどの経歴の不足、コミュニケーションや主体性などの基礎能力の不足から就業する機会を得ら …

【2017年最新版】ひとめでわかる障害者雇用促進法と障害者雇用の現状

情報のひとつとしてシェアします。 これは障害者雇用促進法についての解説なので、こういう書き方になるのだと思います。 雇う方にも働く者にも、採用したり働く上での一定の「基準のようなもの」 も必要なことも …

10年分の志望企業ランキングから見える就活生たちの姿

毎年、就活に関するさまざまなデータが公開されていますが、注目されるのは「志望企業ランキング」です。 このサイトでは、この10年を通して学生の志望度が安定していた業界、および経済指標などとの関連性が見ら …

文章力は何かを創り出す武器になる欠かすことのできないスキル

これは新人教育のみではありません。 すべての人に通じるスキルです。 ・文章力は、すべてのビジネスにおいて欠かすことができないベーシックスキル。 ・文章力は何かを創り出す、何かを伝えるスキルとして大切。 …

社会人が本業以外にも社会活動を行ない2枚以上の名刺を持つ

仕事やナリワイの他にやることがあるって、とっても大事なことです。 多くの人は、たった1枚の名刺(仕事)で働かされていますが、2枚目の名刺だけでなく1枚目の名刺(仕事)だって自分で作れます。 2枚目、3 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料