教育

神戸市教育委「いじめ解消率100%」と報告ができたのか、疑問だらけ

投稿日:

神戸市教育委が、何をもって「いじめ解消率100%」と報告ができたのか、疑問だらけです。
全く無責任な対応としか言いようがありません。
何をどうひっくり返したとしても、「いじめ解消率100%」なんてありえない!
しかも、それを公に公開することができる無神経さはもっとひどいです。
「それだけいじめを軽く見ている」という現れです。
「いじめ解消率100%」のいう数値を打ち出した理由はたくさん考えられます。
「隠ぺいのつもりはない」って、「隠蔽しようとした」ということです。
「誤解を生む」から「公表の仕方を再検討」するって、いかにも市教委の担当者がいいそうな言葉です。
「誤解」ではなく、ちゃんと受け止めていますよ。
「公開の仕方に問題があるの」ではなく、神戸市教育委に「いじめの認識とその対応に問題があった」のです。
なぜ、それを認めようとしないのですか。
神戸市教育委の対応に問題があったことは明らかです。
昨年9月に発表した報告書には13、14年度とも「解消率100%」と記載。
「年度をまたいで指導を続けた結果、すべて解消したためこう表記した」という。
市教委指導部の原秀樹指導推進担当課長は「隠ぺいのつもりはないが、誤解を生む。
公表の仕方を再検討したい」とのこと。
「いじめ100%解消」と公表 神戸市教委に疑問の声(神戸新聞NEXT)
https://www.kobe-np.co.jp/news/kyouiku/201602/0008795349.shtml

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

スマホ「禁止」じゃなく「共存」する方法を考えたほうがいい

タブレットさえ持ち込むのが大変なのが教室というところです。 その理由がまた意味不明。 板書をノートに書き写したっていいし、黒板をスマホで写メで撮ったっていい。 こんな便利なツールがあるのだから、使いた …

「いじめ対策委員会」は何のために作ったのか?

「いじめ対策委員会」は何のために作ったのか? 自殺の処理のために作った会ではないでしょうが!! 「いじめに気づかなかった。」 「普段と変わりなかった。」 本当にそうだったのでしょうか? いつもいつも出 …

教員本来の仕事を優先していけば、多忙化を改善することは可能

学校という職場は朝7時前に出勤して帰るのは深夜になることもあります。 家に帰ってからも「宿題」が山積みで寝るのは午前0時を過ぎてからだってあります。 「先生は夏休みがあるからいいね。」と言われますが、 …

鳥取県西部地区の不登校児童生徒と家族を支援する「つながろう会」の3月例会

鳥取県西部地区にある不登校児童生徒、ひきこもり青年の家族を支援する「つながろう会」の月例会があります。 日時:3月12日(土) 13:30~16:00 場所:米子市福生西公民館 1F学習室    米子 …

一斉授業・授業統制技法としてICT活用をするのは困難。

ああ、我々が注目していたのは、授業統制技法ばかりだったんだなと。 じゃあ「授業統制技法でない、目の前で展開されている学びの枠組みって何だ?」これが一斉授業の呪縛を解くカギになります。45分でねじ伏せる …

スポンサーリンク

スポンサーリンク