「不登校」ではなく、「ホームスクール」
これでいいんです。
「不登校」とは「登校」ありきの言葉です。
さらに、「登校」「下校」は上から「支配」された言葉であり、「登校」「下校」ではなく「通学」が正しい使い方です。
「ホームスクール」とは子どもが自主的に選んだ学びの姿です。
「在宅ワーク」があるように「在宅学習」もありです。
どこで、何を学ぶかを決めるのは子ども本人であり、親や大人はそれを保証する義務があります。子どもには何をどこで学ぶかを選ぶ権利があります。
それを「義務教育」といいます。
「義務教育」を正しく認識するために
「義務教育」とは、子どもが学校へ行く義務、親が学校へ行かせる義務ではありません。
日本では、憲法や教育基本法で定められた学び方を選べる権利「義務教育」が守られていないのです。
「この家にいていいんだ」
「学校に行かなくても楽しんでいいんだ」
「お母さんは私の気持ちを分かってくれるんだ」
これが一番いいんです。
そもそも「義務教育」を正しく認識することから始める必要がありますね。それが国の責任です。
野菜だって果物だって樹木だって、それぞれの土壌に合わないと育ちません。
それを同じ土で育てようとしたら合わないのは当たり前です。
子どもだって同じです。
みんなが一斉に同じ場所で同じことをやること自体に無理があるのです。
子ども個々に合った学び方や環境(土壌)が必要なのです。
それが学校なのか家なのか、その他の場所なのか決めるのは子ども本人であり、そのような「普通教育」のできる環境を整えることが大人の責任です。
不登校の子は家で何をしているの?笑顔が絶えない娘の過ごし方