「私は人生が最高だよ 今」
「お客さんがよろこんでくれることがうれしいんだよ」
はっちゃん、最高だわ。
はっちゃんを観てるだけで元気が出てくるわ。
【500円食べ放題&子ども無料】おばあちゃん食堂がコロナでも頑張っていた!
82歳のおばあちゃん“はっちゃん”が作る料理が並ぶ食堂、最高の生き方
群馬・桐生市にある小さな食堂「はっちゃんショップ」は、いつもたくさんの客であふれていた。バイキング形式で並ぶ料理は、筑前煮やカレイの煮付け、焼きナスや山菜の天ぷらなど、懐かしい「おふくろの味」が15品以上並び、たった500円で食べ放題。地元だけでなく、県外からも多くの客が訪れる人気の食堂だ。
そんな食堂を22年間、たった1人で続けているのが、今年85歳になる、はっちゃんこと田村はつゑさん。1年中、素足に下駄で、料理から片付けまで全て1人でこなしている。
500円では採算が取れず、食堂は毎月7~8万円の赤字。それでも「お腹いっぱいになれば人は幸せになる」といつも笑顔で元気いっぱいだ。
いいことをして死んでいければいい。みんなに幸せを与えて、何分の一かは自分に戻ればいいなと思っているんだ。
ここがいいね。ここでみんなと話してる方が、旅行より楽しいよ。「お店をやるお金で旅行した方がいいんじゃないか?」と言われることもあるけど、実際に旅をする以上にいいことがあるからね。このお店をやっていると。お客さんが来て「うまいな~、500円で安いな~」と喜んで帰ってくれる。その喜んでる姿を見るのが大好きなんだ。
自分は子どもの頃に奉公先で散々バカにされて、泣かされてきた。その時に「今に見てろ、俺は俺で学校に行ってなくても、誰にもできないことをやってやるぞ」と思っていたんだ。それで今こうしてやれている。やるぞと思っていれば、できるものなんだよ。
はっちゃんの食堂を襲う新型コロナ、営業休止で生きがいを奪われ…
お客さんが来れば来るほど赤字なんですか?
そうだよ。500円じゃこんだけのものは食べられないよ。毎月7万円くらい赤字で、それは年金から出して補填してるんだ。それで17年くらいお店をやっている。65歳からやっていて、今もう83歳だからね。お金はもういらないと思っているからさ。貯めるつもりがないからやっていけるんだ。