知的障害者の「大学」全国30カ所に広がっています。
このような学びの場が多くなっていくことは本人の自立はもちろん、社会にとっても貴重な働き手になることは間違いありません。
「障害があるから」といって就労に制限を設けるのではなく、本人のやる気と強みを活かした仕事を提供していくことが必要です。
就学にしても就労にしても限定された決められたコースを歩むのではなく、特性を生かした活躍の場をみんなで作っていくことが必要です。
活躍できる環境を整えることによって「自分らしく」働ける若者はたくさんいます。
知的障害者向けの『自分づくり』の場、自分の価値に気づける学びの場はとても重要です。
そこで社会性を身につけていくことと同時に、自分で就きたい仕事を決められるように幅広い活躍の場を作っていくことも大切です。
もっと広がっていってほしいです。
鳥取大付属特別支援学校で校長を務め、専攻科を設けた神戸大大学院教授(特別ニーズ教育論)の渡部昭男さんは「知的・発達障害のある人は、失敗の体験が多いために自己肯定感を持ちにくい。
だからこそ『自分づくり』を進めることができる青年期を保障し、社会に出ていく移行を支援すべきだ」と話している。
【くらし】知的障害者の「大学」全国30カ所、人間的成長の場に
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