教育

「不登校の子どもの権利宣言」を知っていますか?

投稿日:

「学校があると知っていたら、生まれてくるんじゃなかった」
不登校の子どもたちは、子ども間の理不尽な暴言・暴力、教師の無理解な上辺だけの対応、一律的な学習評価など学校生活で傷つき、教室での居場所を失った「被害者」です。
不登校対策で今すぐに求められるのは、その原因になっている学校教育環境の改善です。
しかし、文部科学省の不登校対策は、原因や理由を問わず、理不尽な学校環境は放置したまま「一日も早く子どもを学校へ再登校させること」に主眼がおかれています。
このような不登校対策が進めば進むほど、子どもたちは追いつめられます。
学校以外の居場所すらなくなるということは、子どもたちの安心して過ごせる場所がなくなるということです。
安心して過ごせる場所がなくなると、子どもたちはどんな行動にでるか分かりますか?
追い詰められた子どもたちが向かう先はどこなのか分かりますか?
文部科学省は、このような子どもたちの精神的な痛み、心の叫びを聞こうともしていません。
文部科学省の「都合のいい」形だけを作り上げようとしています。
資料3「不登校の子どもの権利宣言」もぜひお読みください。
http://ftk.blog.jp/archives/cat_1141781.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学校再開に賛成の教員は1%。 文科省や教委は現場の声を聞いているのか?

鳥取県では通常通り新学期が始まって1週間経ちました。 「通常通り」ではないですね。「例年通りではない」+「新学習指導要領」+「コロナ対策」があります。 児童生徒への感染予防だけでなく、同時に教職員への …

ある日の時間割、こんなん絶対無理だわ!イライラするわ!

全国の9割以上で“短い夏休み”に。休校の遅れを取り戻すためです。学習内容は減らせない決まりで、やむなく土曜授業や7時間授業を行う小学校も。4人に1人が「すぐイライラする」という調査もあります。 ある日 …

川崎いじめ自殺 正義感が強く、いじめられていた友人かばう

3月22日発売の週刊女性に掲載された、短期連載「シリーズ学校死を考える」の第3回「神奈川・川崎市いじめ自殺」の内容です。 この記事を読んで、私たちがいる場所でできることはたくさんあります。 鳥取県でも …

基本的な理解として発達障害、学習障害が本当に分かっている教員はどれくらいるのか?

鳥取県では「特別支援学校教諭免許状」を持つ教員が小学校で2割、中学校では約1割というが、免許状のあるなしに関わらず、そもそも、基本的な理解として「発達障害とは?」「学習障害とは?」が本当に分かっている …

「不登校の解決」って何かをしてもらうことではなくただただ共感すること

どんなに苦しい状況にある子どもでも、だれが見てももう救えないと思える若者でも、彼らがその状況から抜け出す力も、そこから歩き出す力も、誰が与えるものではなく、その力はすべて彼ら彼女たちが自ら持っているの …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料