教育

不登校の子より一番心配なのは我慢して頑張り過ぎて学校に行っている子です

投稿日:

いよいよ今日から2学期です。
市内の中学校は1週間後の運動会練習が始まっています。
中にはやりたくない生徒もいるはずですが、「NO!」といえない子が心配です。
小学校はこの暑さの中で校庭で遊んでいる子どもたちがいます。
先生方には学校全体での児童生徒、職員の健康、安全対策をしっかり頼みます。
「9月1日問題」に対してメディアでもSNSでも「学校に行かなくてもいい」発信が多いですが、それで学校に行かない子は大丈夫です。
一番心配なのは我慢して頑張り過ぎて学校に行っている子なんです。
親にも心配かけまいとして、誰にも「助けて」って言えないで「いい子」の振りを演じている子、先生にも辛さが伝えられない子が最も心配です。
「休養」することが最優先のタスクです。
絶対に我慢して頑張らないことです。
なんだか学校って「やっつけ仕事感」が強いです。朝から晩まで詰め込みすぎです。まるでゴールのないマラソンを全力で突っ走っているみたいです。
とにかく学校というところは、「はい次、はい、次はこれ」という感じであれもこれも詰め込み過ぎなんですよ。まるで、生徒たちはベルトコンベアーに載せられているみたいです。ああしんど。
こんなことを続けていたら、子どもも教員も倒れるのは当たり前です。
もっとゆったりゆっくりやったらいいです。
風船は息を吹き込み過ぎると割れてしまいます。学校はパンクするまでそれに気づけないところです。
シャボン玉もゆったりゆっくり息を入れないとうまくできません。
シャボン玉の大きさはひとつひとつ違います。同じものはありません。
子どもも風船やシャボン玉みたいにその子に合った「ちょうどいい」息の入れ方があります。その子にとっての「ちょうどいい」が大切です。
ゆったりゆっくりと
今日9月8日(土)は中学校で運動会が強硬実施されています。
どうしてこんな大雨の中で運動会をするのか?
しなければならないのか?
生徒も大変、教員も大変、保護者も大変。
だというのに強硬実施しなければならない理由って何ですか?
こうまでしてやらなければならない理由ってなんでしょうかね?
学校ってほんとにおかしなところだなあ。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

不登校の子一人ひとりが大きく成長し日本各地で活躍中

昨日は、鳥取らくだ会(KHJ親の会鳥取支部)の定例会に参加しました。 鳥取らくだ会とはおもにひきこもりについて学び、ひきこもり当事者、家族、関心ある市民との交流の場として、昨年9月にスタートした会です …

「嫌われる勇気」でアドラー心理学を学ぶ方法

12月19日(土)は倉吉エンカレッジの会でした。 アドラー心理学を学ぶための例会と勉強会です。 なんと、会場で中学校の同級生と再開しました。 午前中は、参加者相互の日々の悩みやトラブルについての相談会 …

リモートスクーリングという「非登校」という考え方で作る学びの形に注目

リモートスクーリングは非登校対応による、不登校や行き渋り児童・生徒の支援方法として提案され、実施がスタートしたばかりの新しい取り組みです。 現時点では山梨県の某自治体が、全国に先駆けて試験的導入・運用 …

「不登校」の子どもにとっては「学校みたいな場じゃない」ことが大切

不登校の児童生徒は「心の不安感」だけでなく「制度上の不利益」を被っているにも書きましたが、「出席扱い」になるかどうかも重要だとは思います。 でも、子どもにとってはそれが最優先なのかなあ? 「子どもにと …

8月29日(水)NHK『いろドリ』で「学校だけが居場所じゃない」を放送

8月23日にNHKおはよう日本で「不登校は不幸じゃない」が放映されましたが、8月29日(水)には琴浦町で虹の会主催で行った「不登校は不幸じゃないin鳥取中部」の様子がNHKテレビで放送されます。 当日 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料