教育

学校に行こうが行かないが、一人ひとりに価値があります

投稿日:

自立とは独りで頑張ることではなく、依存先を増やしていくことです。
決して独りで生きていくことではありません。
頼れる人を増やしていくことを自立といいます。
自己肯定とは「できる自分」「いい自分」だけを評価することではありません。
自分の好きなこと、得意なことだけでなく、苦手なことや悩んでいる自分も含めて自分を受け止めることです。
トータルで「僕ってなかなかいいいよね。僕って結構いいじゃん。」と思えることです。
そして、学校に行く行かないで子どもの価値が決まるわけではありません。
学校に行こうが行かないが、その子はその子です。
それで子どもを評価していることが間違いです!
というか、学校であらゆる場面で一方的な評価をしていることが子どもの個性や能力をつぶしているといえます。
だから、自分のやりたいことがあるならやったらいい。
やりたくなければやらなければいい。
行きたいところがあったら行ったらいいし、行きたくなければ行かなければいい。
「そんなこといって、子どもを甘やかせてるだけ。将来どうなると思ってるの?」という人がいます。特に教員に多いですが、私はそうは思いません。
子どもが自己主張していることに価値があるのです。自分の意思を伝えていることが素晴らしいのです。
将来のために今を我慢することなんかありません。
その結果がどうなるかではなく、今自分がどうしたいかの方が大事なんです。
今は今しかないのだから、自分の気持ちに素直になるのが一番大事です。
空気を読まないで、思いっきり自分のやりたいことをやったらいい。
不登校、いいじゃないか。
「自分のすべきことについて自分で決定する」ことを認められるかが、大人に問われていますね。
これからもそんな子どもたちを応援していきます。
増加する不登校、自己肯定の場を

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

教員から黒染めをするよう強要「茶髪で生まれたら普通じゃないの?」

髪の毛が生まれつき茶色いにも関わらず、教員から黒染めをするよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になったとして、大阪府立高校の女子高生が府に対して起こした裁判が、議論を呼んでいます。 髪の毛の色だけじ …

新学習指導要領でめざすことは「主体的・対話的で深い学び」、しかし児童生徒の実態は?

新学習指導要領の3つのキーワードは「資質・能力」「カリキュラム・マネジメント」「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」です。 カリキュラムマネジメントとは、各学校が教育課程(カリキュラム …

12月23日「不登校を話そう!おはなし会」と「倉吉トトロの会」に参加

昨日は「不登校を話そう!おはなし会」と「倉吉トトロの会」に参加しました。 おはなし会は不登校を経験した若者たちが初めて企画した会でしたが、たくさんの方が来られ、思い思いのことを話すことができたと思いま …

学校へのITの導入だけでなく人材の育成が急務

学校へのITの導入は進んでいますが、ハード面を充実するだけでは何もなりません。 黒板やノートをタブレットに変えるだけでなく、その機能を活かしたカリキュラムの構築や授業展開を考えていく必要があります。 …

「学校に行きたくない!」という子どもはごくごく正常な子どもなんです

子どもが学校に殺される。 「そんなところに行きたくない!」という子どもはごくごく正常な子どもなんです。 「学校に行かない」というのは自己選択であり、自己防衛なんです。 それでもそんな思いまでして「そん …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料