教育

学ぶことが楽しいと自分がそれを示すこと、小学校教員を早期退職した理由

投稿日:2017年8月25日 更新日:

コラボ・スクールは、子どもたちが放課後に安心して集まれる場を目指し、被害が特に激しかった、宮城県女川町と岩手県大槌町に設立されました。2016年には、熊本地震により大きな被害を受けた熊本県益城町で、コラボ・スクールの3校目となる「ましき夢創塾」がスタートしました。
アダチベースには我々職員だけでなく、地域の大人や大学生が出入りしています。彼らのような学校の先生でも親でもなく(タテ)、同じ視点になりがちの友達でもない(ヨコ)、子どもたちにとって一歩先を行く先輩のことを、カタリバでは「ナナメの関係」と言っています。
その「ナナメの関係」にある人たちと、安心して本音を語ったり、ありのままの自分でいたりすることができるような、心地よい関係を築けるよう心がけています。

私も同じような思いで、小学校を早期退職しました。
仕事だからやるのではなく、自分がやりたいからやるんです。
目的は、「支援してあげる」「助けてあげる」なんてものではなく、自己表現、自己実現のためです。
学校から飛び出して地域で挑戦~子どもたちに自立と共生の力を
~(アダチベース 加賀大資さんインタビュー)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

ぴっかりさんの子育て相談室がリニューアルオープン

ぴっかりさん HPのリニューアルオープンおめでとうございます! ぜひ多くの方に知っていただきたいです。 もう13年前のことになりますが、ぴっかりさんのことを知って、すぐに会いたくなり千葉まで行って話を …

不登校の初期対応は安心して休める環境作りから

文科省や教育委員会の調査報告は、本当の理由が隠されています。 不登校の理由があいまいで「本人の理由」で一括処理をされていることが問題です。 その理由が学校の対応によるものがもっとたくさんあります。そこ …

鳥取県のハートフルスペースと不登校の親の会が連携スタート

鳥取県のひきこもり支援機関「ハートフルスペース」が中部、西部にも新設でも書きましたが、県教育委員会としてもこれまでの「待ち」の体制からアウトリーチ(訪問支援)にも力を入れています。 ハートフルスペース …

鳥取県は2015年度に「森のようちえん」認証制度を創設

とっても楽しそうなイベントですね。 「自分の責任で自由に遊ぶ」というのが素晴らしいです。 外で自由に遊ぶことほど子どもの生きる力を育てるのに有効なことはありません。 子どもは遊びを作りだす天才です。遊 …

私が担任したすばらしい子どもたち 発達障害児への投薬は危険!

「不登校やひきこもりは病気ではありません 発達障害はクスリで治りません」にも書きましたが、発達障害の「障害」は、内側(本人)にあるのではなく、外側(環境)にあります。 これが本質的な理解です。 だから …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料