斎藤環さんの考え方には納得、全く同感です。
この記事は完全保存版です。
不登校もひきこもりも、個人内で起きることではなく、学校や社会、職場での「関係性」によって引き起こされるものです。
なので、個人の行動を変えるのが第一義ではありません。
ひきこもり対応の基本は原因を探すことではなく、周囲の「関係性」の阻害要因をひとつひとつ取り除いていくことです。
診断名はそれほど重要ではなく、家族や周囲の人たちの適切な関係作りによって本人の考え方や行動が変わります。
不登校もひきこもりも、まずは一番身近にいる家族の理解と対応によってよい方向に向かっていきます。
「よい方向」とは「自分らしさ」に気づき、それを発揮できる関係性を作っていくことです。
私がこれまで関わってきたケースでも、まずは家族の考え方と対応の仕方が変わることで、子どもに「よい」変化が現れています。
親が考え方を変えるには時間がかかりますが、「本人を中心に置く」という軸がぶれなくなることで、結果的に子どもは自らの道を決めていきます。
今、「世間的」には進学や就職前シーズンなので、家族には焦り感も出てきますが、「子どもにとって本当に大切なこと」だけに着目することが大切です。
そのためには何が必要で何をしていけばいいのか自ずから見つけることができます。
私がこれまで関わってきたケースでも、まずは家族の考え方と対応の仕方が変わることで、子どもに「よい」変化が現れています。
親が考え方を変えるには時間がかかりますが、「本人を中心に置く」という軸がぶれなくなることで、結果的に子どもは自らの道を決めていきます。
今、「世間的」には進学や就職前シーズンなので、家族には焦り感も出てきますが、「子どもにとって本当に大切なこと」だけに着目することが大切です。
そのためには何が必要で何をしていけばいいのか自ずから見つけることができます。
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ひきこもりの原因とは―ごく一般的な家庭でも起こりうる
(筑波大学医学医療系社会精神保健学教授 斎藤 環)
不登校もひきこもりも学校や社会、職場での「関係性」によって引き起こされる
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執筆者:azbooks