社会問題

横浜市のいじめ問題対策連絡協議会の役目は何なのか?

投稿日:

男子生徒の両親は1日、市教委の担当者と面会。生徒が通っていた市立小学校や市教委の対応について検証するよう求めていた。
生徒側の代理人弁護士は9日、学校側の対応について検証を求める要望書と男子生徒の手紙を横浜市教育委員会に提出した。
横浜市は、いじめ問題対策連絡協議会を設置しています。
その委員は、子どもの健全育成に係る関係機関 (法務局、警察、青少年育成団体、保護者代表、学校、児童相談所、本市関係機関等)で構成されていますが、彼らの役目はいったいなんなのでしょうか?
これまでの流れを見ていると、この組織がいじめの防止、いじめ対策機関として全く機能していないことが見えてきます。
先日もまた子どもが自殺するという悲しい事件がありましたが、その地教委はすぐさま「いじめはなかった」と断定しています。
これも、本当の意味での第三者機関での徹底検証が必要です。
これは、横浜市だけではなく氷山の一角です。
身近な町のいじめ問題対策連絡協議会が機能しているか、チェックする必要があります。
あて職のメンバ一で構成された組織は行政の都合の良い諮問機関であり、組織の一部ですから組織の意向に合わせます。
解決能力のない協議会を作っても意味がありません。その会に問題があります。
中には保護者と教員がいい関係を作っている学校もあります。
そして、学校全体の共通理解と実行力があればきちんとした対応もしています。
「なぜSOSを無視」=原発いじめ、検証求め要望書―横浜

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-社会問題

執筆者:

関連記事

「社会参加」に向けた支援はかなりハードルが高い、スモールステップの取り組みが必要

今行われている「社会参加」に向けた支援の取り組みはかなりハードルが高いです。まるで高い階段を一気に上がるような感じです。 社会参加という高い階段を上がるのではなく、個々に合った小さな場と関係性を作って …

「いちえふ」を読んでみた

作者自ら作業員に志願! 話題の新人賞大賞・福島第一原発ルポ漫画「いちえふ」を読んでみた。 福島原発事故から早2年半。テレビやインターネット、週刊誌など多くのメディアが伝える原発事故の様相はそれはそれは …

『コロナ・ウィルスから人類への手紙』ヴィヴィアン・リーチ

ヴィヴィアン・リーチ氏がコロナ・ウィルスの視点で発した私たち人類への手紙を書いています。 自由にコピーしてシェアしてください!との一文が添えられていましたので、和訳を載せています。 Feel free …

「バカな親がバカなことを…」で済ませてはいけない!

メディアで児童虐待の報道が流れると、 「なんて親なんだ!」 「自分の子どもをこんな酷い目にあわせるとは!」 と多くの人は考えています。 倉吉でも昨年同様の事件が起こっています。 そのニュースを見たとき …

「いじめによるトラウマ、後遺症は残る」 精神科医斎藤環さんに聞く

斎藤環さん、明確に言い切っています。 そもそも、「いじめをいじめとして認めようとしない」学校と社会が大きな問題。 文部科学省の定義は「いじめを受けている当事者が「いじめ」だと感ずれば、いじめと認定すべ …

スポンサーリンク

スポンサーリンク