教育

学級担任より「協調性がない」という視点で問題視されたって?

投稿日:

私自身も協調性のない子どもでした。(今でもそうですが。。。)
保育園に入園したとたん、「なんで同じ時間にみんなと同じことをしなくちゃいけないの?」っていつも思っていました。
園や学校の教員の関わり方によって、子どもの受け止め方や行動は180度変わるというひとつの事例です。
・右向け右に従えない子どもにも思いがあり、言い分があるのです。
・それを無視して「みんなと同じようにしなさい」と押し付けられると悲しくもなるし、場合によってはできることも意固地になって、やらなくなるかもしれません。
・「できない」「やりたくない」の裏側にある「できる」「やりたい」を尊重することで、欠如しているように見えていた協調性が意外な形で発揮されることもあるのです。
「協調性がない」というのは、一斉指導しようとする園や学校にとって不都合なだけで、本人はそれを「独創的な考えができる子」だとか「オリジナリティーのある子」、「真の強い子」だという強みだと考えています。
教員も親も、子どもを観る目を変えるだけで言葉かけが変わり、行動が変わります。
その結果、子どもも主体的に生き生きと活動できるようになります。
発達障害で診断を受けると医師からは薬の服用をすすめられますが、命の危険を除けば、ほとんどが薬なしでも問題はないということを聞いています。
それよりも、服薬による長期的な薬の体への影響の方が心配です。
薬の服用に頼るのではなく、子どもの行動の背景を正しく捉え、気持ちに寄り添いながら対応方法を考えることの方が大事です。教員の対応が変われば子どもの行動が変わります。
協調性が無いと指摘された息子。友達と遊ばない理由を聞いてみた

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

オランダの学校視察と子どもの未来を拓く日本の学校教育の可能性

日本の公教育は子どもの可能性をつぶし、教員のやる気を失わせているように見えます。 各学校、各学級にはそれぞれの学校教育目標、学級目標があります。 しかし、実際にはそれに向けた真逆の実践がされているよう …

前川喜平さんの講演会「 子どもたちの未来のために今私たちにできること」

街のみんなの学校プロジェクトが「自由人」前川喜平さんの講演会の動画をアップされました。 「自由に学べ、自由のために学べ」 「自分で未来を切り開く力」 そのためには何が必要で何が必要ないのか? 何を捨て …

学校?行かないでいいよ!不登校だって大丈夫

「休みグセがつく前に、親は早めに登校させたほうがいい」 これは多くの学校関係者が指導の前提として持っていて、「休むことは悪いこと」「我慢させてでも学校に来させた方がいい」という考え方です。 しかし、そ …

鳥取県ではオンライン授業への準備は進んでいるのか?

緊急事態宣言が出されれば大阪市立の小中学校で「原則オンライン授業」の方針。 昨年3月の一斉休校から1年が経った。 この3月で「GIGAスクール構想」による「児童生徒1人1台の端末」が揃った。 今、新学 …

日本の国語・算数・数学教育の問題点をズバリ言います!

そもそも算数・数学って何なのか? 国語教育で身につけるべき力とは何なのか? なぜ、日本の学校では算数・数学・国語嫌いの子どもを産んでいるのか? 多くの学校では、そこまで考えてカリキュラムを作ってはいま …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料