教育

鳥取市でひきこもりの保護者の会「鳥取らくだ会」に参加

投稿日:

昨日は、鳥取市で行われたひきこもり当事者と保護者の会「鳥取らくだ会」に参加しました。
前半は、ひきこもり当事者が講師となって開講しているひきこもり大学のビデオを視聴。
当事者自らが発案し講師として話をしている姿はとても素晴らしいです。
自分の考えをしっかり持って、それを自分の言葉できちんと伝える力を持っている。このような場に出ることによってさらに自信がついてくると思います。
「場の設定」の大切さを改めて感じました。
その後、参加者で近況報告や情報交換をしました。
保護者の方からは
「本人は一歩一歩成長している姿が見られるようになり、外に出る機会も増えている。」
「就活を始めるようになって辛い思いもしているが、親として見守っていきたい。」
「らくだ会はとても安心できる場なので、これからも続けて参加したい。」
など、子どもさんが少しずつ踏み出している様子がうかがえました。
今月は鳥取市内の学校でスクールカウンセラーをしている臨床心理士の方も来られていて、個々のケースについて助言をもらいながら話が進んでいきました。
このように、らくだ会に参加することがきっかけとなりその先の関係もできていくことが何よりいいことだと思っています。
社会的に「ひきこもり」といわれるカテゴリーにいる人は、実は自分の居場所を求めています。自分に合った場と信頼できる人との関係性をつくることができれば、外に向かうことができます。
私自身も、いろいろな人たちと関係が広がっていくのをとても嬉しく思っています。
これからのつながりも楽しみです。
鳥取県内の不登校やひきこもりの親の会はこちら

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

学校での日々の授業や入試で障害者への「合理的配慮」を広げよう!

「障害者差別解消法」で公立学校が「合理的配慮」をしないと義務違反にも関連記事を書いていますが、学校の教員や教育委員会も、行政に障害者への合理的配慮を義務付けた「障害者差別解消法」の研修会も行っている。 …

不登校を生まない組織的対応のシステム作りが全県的にどこまで進んでいるのでしょうか?

平成29年度第2回いじめ・不登校対策本部会議概要には「新規不登校を生まない取り組み」について、2つ目の項目に「支援会議を核にした組織的対応のシステム作りについて」 ・子どもの実態把握と支援の方向性の共 …

学校卒業後の就労まで見据えた特別支援が重要

一人ひとりを大切にする教育のためには、就学前の子どもから学校以外の学びの場は絶対に必要です。 社会参加の形も一人ひとり違います。 それを実現できる社会を作っていきたいです。 明蓬館高等学校は、障害者雇 …

卒業しても「助けて!」といえる人を作ってもっと大切にしてほしい

今日は学校の卒業式も多いと思います。 私が卒業生のみなさんに一言いうとしたら、 「助けて!」といえる人を大切にしてほしいということです。 「頑張れ!」といってくれる人よりも「助けて」といったときに支え …

4月15日から熊本市が全小中学校でオンライン授業スタート

4月15日から熊本市の全小中学校で、オンライン授業始まりました。 熊本市、ものすごいスピードで教育業界に「前例」を作り始めています。 新型コロナウイルス対策として臨時休校となっている熊本市立の小中学校 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料