社会問題

周囲の人に少しの勇気があれば清原の人生は違っていたはず

投稿日:

「覚せい剤使用者を、『犯罪者で、社会から排除されるべき』という見方ではなく、『治療が必要な人で、社会に戻ってくる人』との理解を持つ」という考え方には賛成です。
茂木さんの主張していることにも賛同します。
しかし、「覚せい剤取締法で犯罪とすることで、他者を近づかせないようにするという意味がある」という考え方には反対です。
薬物依存症は、本人が痛い目にあうだけでなく他の人にも直接的に害を及ぼしています。
「清原も現役のころから暴力団とつながりがあり、数年前から覚せい剤を使用していた」という報道がされています。
周囲の人たちはそれを知っていたのに、彼に対して何もできなかったことが残念でなりません。
覚せい剤から離れなくなる前に、なんとか打つ手はなかったのだろうか?
誰かの力で暴力団とつながりを断つことはできなかったのだろうか?
警察も知っていたのであれば、もっと早く対処できていたのではないか?
ここに至るまでに打つ手があったのではないでしょうか。
いろいろな事件の「結末報道」を聞くたびに、「助けて!」のサインは出ていて、周囲の人たちは気づいていたのに、なぜ誰もそれを防止することができなかったのかということを考えています。
清原の件も、誰か一人でも親身になって力になれる人がいたなら、こんなことになってはいなかったと思っています。
周囲の人に少しの勇気があれば、彼の人生は違っていたはずです。
清原には、しっかり罰を受け反省し、きちんと治療して更生して社会に戻って来てほしいと思っています。
「覚せい剤所持・使用の犯罪化に疑問あり」茂木健一郎さんの発言は妥当か?
https://www.bengo4.com/internet/n_4261/

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-社会問題

執筆者:

関連記事

相模原障害者殺傷事件「障害者はいないほうがいい」なんて言われない社会作りを

相模原障害者殺傷事件に関してテレビや雑誌、ネットなどのメディアでは容疑者が措置入院していたとか精神疾患があるとか大麻を吸っていたとか、そんなことばかり報道しています。 そして、あたかも容疑者が精神疾患 …

ひきこもり名人 勝山実さんは立派に働いている「職業人」です

「働かなくても親孝行する方法」とありますが、勝山実さんは働いています。 いわゆる社会がいうような「働き方」をしていないということです。 「ひきこもり」をどう定義するかによりますが、勝山さんの場合は名人 …

どうでもいいけど 気になる小保方さん

「見るに堪えない偏向番組」小保方氏はNスペ見ず。 NHKの偏った報道には問題があります。 今の世の中は情報は簡単に大量に手に入りますが、そのほとんどは恣意的なフィルターがかかっています。 きちんと情勢 …

「ひきこもりは犯罪率が低い集団」精神科医・斎藤環氏が過剰な報道に苦言

「家族内だけで何とかしようとせず、専門の相談機関を頼ってほしい」というが、安心して相談できるところがどこにあるのか? ちょっと探してみたけど、相談しようとは思わない。 「気軽に相談を」というが、それが …

「ひきこもりである」ことが解決のひとつでもある

ひきこもりの在り方は、同じ日本の中であっても、じつに多様であるといわなければなりません。 コミュニケーションに飢えているひきこもりもいます。 コミュニケーションをとことん避けているひきこもりもいます。 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料