教育

鳥取県内の親の会は私自身もとても居心地のいい居場所

投稿日:

昨日は、米子で不登校の親の会「つながろう会」に参加しました。
会に参加するたびに毎回、私の方が元気と勇気をいただいて帰っています。
このような場を作っておられることは本当にありがたいです。
話を聴いてくださる方がおられるのは本当に大切だと思います。
子どもが不登校になったら、まず子どもが家庭内で自分を受け入れてくれて、安心して過ごせる居場所と環境を用意すること。
また、親が一人だけで悩まないことです。
自分の悩みを吐き出して、同じ悩みを持った人達に受け入れられるのは誰にとっても嬉しい事です。
子どもにとっての居場所づくりももちろん大切ですが、親にとっての居場所づくりも大切です。
不登校の親の会の目的は、大きく分けると3つあると思っています。
・同じ境遇で同じ悩みを持った人達の連帯と共感
・不登校の解決や克服に向けた経験者たちを含めた情報共有
・いろいろな事例や情報を聞くことで、次のステップへの道を見つける
親の会で経験者の話を聞くことで、不登校解決に向けた道筋やそこまでの過程を知ることで、親の不安も軽くなり、子どもへの負担も軽減することができます。
「つながろう会」でも、先輩のお母さん方が自分の経験から話をしてくださるのがとてもいいと思います。
現在悩んでおられるお母さんにとっては、一番身近に感じられたのではないでしょうか。
昨日の会で話を聴いていて、子どもにも親御さんにも長期的なサポートが必要だなと感じました。
道は1本ではないこと、子どもの成長を長い目で見ながらいろいろな人とのつながりを作っていくことが大事だと思っています。
つながろう会には、自主的に来てくださる方が増えていますので、みんなでいっしょに、こんなことができるよ、こんな道もあるよと、情報を共有することができれば、参加者みんなが成長できます。
当事者家族だけで抱え込むとどうしても狭い範囲の中でしか考えられなくなりますが、いろいろな人たちの輪が広がっていくことで進路の選択肢も広がり、就労支援までつなげていくことができると思います。
鳥取県内の親の会は、私自身もとても居心地のいい居場所になっています。
昨日は、いろいろな方と話ができて本当によかったです。
スタッフの皆さま、参加された皆さまありがとうございました。
私も自分自身の勉強にもなりますので、これからも長くお付き合いさせていただきたいと思っています。
つながろう会(鳥取県米子市)
http://www.geocities.jp/tunagaroukai/

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

鳥取県の高校での特別支援教育の取組みを具体的に推進していくには

発達障がいのある高校生徒数の現状 文部科学省が平成14年に実施した調査によると、発達障がいのある子どもは全体の6%程度いるといわれています。 しかし、これらは、各学校が把握している数をまとめたものなの …

発達障害児のコミュ力をあげる自己理解ノートの作り方

発達障害などの子どもに共通の問題は、自分自身のことを客観的に見ることが苦手です。 自己を客観視するには、「外在化」といって、自分の不安感や今の状態を「数値化」することが有効です。自分のことを鏡に映して …

成績をつけない数値で評価しない教育こそに学力を伸ばす秘密がある

成績表をつけない学校がニューヨークにあります。 この学校は成績表をつけず、生徒一人一人の長所を伸ばすことだけに注力すること50年。 その結果、卒業生の3割以上がアイビーリーグに、ほぼ半数がスタンフォー …

このまま学校に行かないで、勉強しないで中学校を卒業したらその後はどうなるのか?

先日、中学生の保護者の方と話をしました。 一番の悩みは進路のことでした。 「このまま学校に行かないで、勉強しないで中学校を卒業したらその後はどうなるのか?」 「卒業しても高校には行けるのか?」 「学校 …

ディスレクシアのある井上智さんからのメッセージ

ディスレクシアのある成人のからのメッセージ 「隠して学校生活を送っている子供を1日も早く見つけて、その子に合った学習方法を!その機会を与えて下さい。」 読み書きに困難がある井上智さんがFacebook …

スポンサーリンク

スポンサーリンク