「普通の子ども」として育てていきたい、でも特別な配慮が必要なのも確か。
「この子をどうしよう?母親として何ができるの、何をしたらいいの?」
というトマコさんの思いを通して、「ありのままの自分でいいんだと思えるように・・・」で終わっています。
そんなギャップに対する悩みへのトマコさんなりの回答やこれまでにやってきた対処法なども書かれています。
周囲に適切な支援があったことが後になって分かった。
そのときそのときに考えて選択した最も適切な関わり方を考えることが大事だということ。
監修された佐藤 曉さんの言葉も印象に残りました。
「(障害による)違いが美化されてはいけない、違いは違いでなくなる。」
「変わらない現状」
「これまでどおりで大丈夫。」
実際には書籍化にあたって遠慮がちに書かれている部分もあると思いますが、コミックエッセイなので読みやすく、章ごとに書いてある振り返りや解説もとても分かりやすいです。
うちの子って発達障害?って思ったら読む本
投稿日:
執筆者:azbooks