小中学校で教員の数が足りないから誰でも臨時採用する理由にも書きましたが、教員不足は大阪市だけではありません。
鳥取県の小中学校も教員の定員に満たしていません。
足りない分は他の教員が相当無理して兼務しています。
これは長年あぐらをかいていた教育行政の失敗例のひとつです。
教員志望者が減ったために今年度の鳥取県教員採用試験の競争率はかなり低くなっているために「優秀な人材は民間に流れている」「優秀な人材確保が難しい」といっていますが、県教委のいう教員として「優秀な人材」ってどんな人なのか?
「優秀な人材」とは「上からの命令に文句を言わないで従う人間」のことをいいます。
だから、上から与えられたことをきちんとこなすのが「いい先生」と呼ばれます。
その先生から与えられたことをきちんとこなすのが「いい生徒」といわれます。
だから、自己主張すると「問題のある先生」「問題児」といわれます。
さらに、受験者全員に「一次試験免除」の間違った通知を発送し、慌てて再発送しています。
チェック機能がきちんと働いているのでしょうか?
教員採用に当たって、適切な選考が行われているのでしょうか?
大阪市立小学校の講師不足について
公立小中学校で先生の数が足りていないのは誰の責任か
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執筆者:azbooks