教育

政府の一斉休校要請に対する「反乱」が、学校現場の変化につながるかもしれない

投稿日:

「文科省や教育委員会から指示が出ていない」
「うちだけが休校するわけにはいかない」
これが一斉休校を実行した大きな理由です。
各自治体、各地教委はコロナが拡大することを心配しているのではなく、自分が責任を問われることを恐れているんですよ。
その一方で地域の事情を自ら考え「反乱」を起こした自治体もあります。
教育現場の事情は地域によっても違えば、学校ごとにも違います。
そもそもそれを上から目線で十把一絡げにすることには無理があるのです。
だから、次から次へと学校現場で問題も起きる。
この度の「反乱」によって教員たちは自らの頭で考え、自ら決断することの重要性を学んだのであればいいと思う。
「反乱」しなかった学校でも、上からの命令ではなく個々で創意工夫して自分のできることをやっている教員もあったこともよかったと思います。
日本各地で「反乱」を起こすことによって学校教育の在り方が変わってくると思います。
「反乱」と呼ぶか「主体的な行動」と呼ぶかでイメージが変わりますが、これを機に主体的、独自性のある学校に変わったらいいと思います。
今回の中途半端な対応は「学校教育は何のためにあるのか」「学校という場所の役割について」学校教育の基本に立ち返った判断ではなかったことを大いに反省すべきです。
その基本的な考えで議論がされ、「すべての子どもの幸福のために学校がある」という認識で今後の教育行政に当たってほしいと思います。
対象は「すべての子ども」です。
政府の一斉休校要請に対する「反乱」が、学校現場の変化につながるかもしれない

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

異才発掘プロジェクトROCKETのスカラー候補生の募集開始

異才発掘プロジェクトのスカラー候補生の募集が始まっています。 学校に馴染めず、自分の才能を発揮出来ずにいる子どもたちをサポートするのが、異才発掘プロジェクトです。 学校には行きたくないけど何かやりたい …

教員の負担を軽減するためにも教育のICT化を進めることが必要

今では大人よりも子どもの方がスマホやタブレットに詳しいです。 家庭や友達の間でのやりとりもツールを使って行うのが当たり前になっています。 中高生の9割、スマホ使って勉強「YouTubeで問題の解き方見 …

不登校も競い合いの学校体制が背景にあります

不登校も競い合いの学校体制が背景にあります。 親御さんは「なぜうちの子が」「なぜ自分たちがこんな思いを・・」という”悩み”を抱えておられますが、学校に行かないことが間違っているのではありません。 学校 …

環境調整ができたら「発達特性」は、武器になる

環境調整ができたら「発達特性」は、武器になります。 何度も言いますが、「発達障害」の「障害」とは、本人にあるのではなく、周りの環境にあります。 だから、環境調整によって特性は素晴らしい能力になります。 …

学校はデメリットの方が大きいから学校に行く行かないはどっちでもいい

私も個人的に保護者の方や現場の教員とも話をしていろいろとアプローチしていますが、子ども・保護者と学校教員との意識の差はかなり大きいです。 学校との意識差を縮めようとすることは必要で多くの保護者の願いで …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料