教育

小中学校で「先生が足りない」理由 ”とにかく教員が見つかりません。”

投稿日:

今、全国の公立の小中学校で『先生が足りない』という異常事態が起きています。」
NHKが、都道府県と政令指定都市、合わせて67の教育委員会に取材したところ、今年(2017年)4月の始業式時点で、半数近い32の教育委員会で、定数に対して、少なくとも717人もの教員が不足していたことが明らかになりました。
文部科学省佐藤光次郎課長「教員という仕事の重みとか、やりがいが、ひとつの選択肢として確実に出てくるような魅力の発信」
はあ?
教員になろうと思っている者はその魅力も教員という仕事のやりがい感も十分に分かっている。
そういう観念的なことじゃなくて、使い捨ての不安定な身分ではない待遇面の改善、仕事量の削減、学校現場の人材確保のための財源確保など「具体的、実行可能な施策」を作ることが文科省の仕事なんじゃないの!
教員の数を減らすことはしても増やすことは考えていない。
教員の仕事を増やしても仕事量を減らすことは考えていない。
非正規雇用の臨採の枠を広げている。
国や文科省がやるべきことをどんどん学校現場へ丸投げ。
少子化と人手不足を言い訳にして、学校現場がどんどん過酷な職場になっている。
言葉だけの「働き方改革」??
そして、教員の確保は自治体がしなければいけないことです!教委の仕事です。
なのに、校長が必死になって自分の学校の教員のなりてを探しています。
知り合いの校長さんも頭を抱えています。
文部科学省は、教員の仕事のやりがいなどを広く伝えることで、教員志望者のすそ野を広げていきたいとしています。」

必要な対策は
文部科学省 教職員課 佐藤光次郎課長
「待遇改善は間違いなく、働き方改革のひとつの論点に出てくるが、教員という仕事の重みとか、やりがいが、ひとつの選択肢として確実に出てくるような魅力の発信とか、そういったことについて、取り組みを進めていきたい。」
一方、専門家は、教員のやりがいを訴えるだけでなく、国が財源を確保して、採用構造を見直す必要があると指摘します。
慶應義塾大学 佐久間亜紀教授
「教員の採用計画を長期的に再検討することは、各自治体がしなければいけない。
自治体の裁量の範囲では、格差が出てしまうので、国の支援は欠かせない。」

引用元:小中学校で「先生が足りない」理由

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

「普通教育確保法」の理解を広げる2種類のリーフレットができました

「普通教育確保法」の理解を広げる2種類のリーフレットができました 全国ネットワークが、「普通教育確保法」や近年の不登校政策の変化をうけて、その理解を広げる2種類のリーフレットを作成しました。 「普通教 …

鳥取県教育委員会「ICT等を活用した自宅学習支援事業について」(報告)

鳥取県で「不登校児童生徒への自宅学習支援事業」が9月から実施されましたにも書きましたが、鳥取県教育委員会から「ICT等を活用した自宅学習支援事業について」報告されました。 この事業は、文部科学省の委託 …

「発達障害は武器である」ADHDの子どもが本当はとっても良い子である4つの理由

ADHDを障害や病気と診断せず、才能へと導く方法を米の心理学者が発表しました。 日本でも最近になって「発達障害は武器である」という本も出版されていますが、この学術書でも明確に説明されています。 「AD …

全国学力テスト採点現場のひどい実態、採点現場の混乱

まあ、全国学力テストなんてこんなもんです。 現場の教員の多くは、こんなもの信じていません。やる意義を感じていません。めんどうなものとしか考えていません。 こんなことに巨額の予算を投じて、全国の学校を序 …

no image

算数の問題の記述がなんとも微妙で、納得いかない

するどい息子さんです。 こうやって親子で議論になることが素晴らしいですね。 それにしても「米が30.4kgあり、先週3.2kg食べた」とは、細かい計り方をしていますよね。 普段、3.2kgまで計って食 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク