教育

軍隊や刑務所のような意味不明で理不尽な学校の校則も変えることができます

投稿日:

かつては学校で男子の丸刈りが校則にありましたが、後の反体制運動によって長髪も認められるようになったようです。
しかし、学校では依然として髪の長さや身なりや持ち物は制限が決められています。ラジオ体操、制服、ランドセルなど、日本の教育現場には、校則で決められるという「軍隊の名残」がとても色濃く残されています。
丸刈りを強制したのは軍隊と刑務所だったのです。
みんなが同一集団で時間割で行動するというのも軍隊や刑務所とよく似ています。
部活などを除いて、男子の丸刈り、坊主頭はなくなってきました。
最近では組体操やプールの飛び込み、過度な部活のしごきなども減ってきました。
それは、「おかしい」「あぶない」「意味がない」「教育的効果はない」という声があがり、それらをなくす運動へとつながっていったからです。
気づいた人が声を上げ、それが拡大していってなくしていったのです。
だから、意味不明で理不尽な校則も変えることができます。
子どもの教育に本当に大切なことは何か、という共通認識に立って考えたら変えることはできます。
高校球児はなぜ丸刈りを強制されるのか

誰のための学校行事、運動会、学校教育なのか?

ある中学校で組体操について生徒たちに配られた指示文書があります。
学校から生徒に配布された「公式な」文書です。
これが「教育」だとは思えない。
まるで動物の調教か軍隊みたいです。
こういうことは運動会練習だけではありません。
組体操 練習時の心構え

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-教育

執筆者:

関連記事

子育て・教育指南本が母親の不安を増している

情報がたくさんありすぎても、却ってじゃまになる場合があります。 「いい子育て」 「いい母親になるために」 「子どもの教育成功法」 などという子育て、教育本が氾濫していますが、その情報に振り回されて本来 …

就学前からの「入学準備」や「入学までのしつけ」がいじめや暴力を生んでいるわけ

今春、小学校入学を迎えられるご家庭では、入学式を楽しみに待たれていることと思います。 テレビでも、ピカピカの一年生向けに入学準備用品や通信教材などのCMが目立つ時期になりました。 今春小学校入学を迎え …

不登校は問題行動ではない 「義務教育」は「子どもが学校へ行く義務」ではない

「不登校問題」とは「不登校は問題である」という考え方そのものにあります。 なので、「不登校は問題行動ではない」という認識が広がることが「不登校問題」の解決です。 既存の学校の「枠」ではすべての子どもに …

「夏休みの宿題の意味」って何ですか?宿題代行業者が成り立つ背景とは

夏休みの宿題を請け負う宿題代行業者が大繁盛しています。宿題によって成り立っている事業が次々誕生しています。 「夏休みの宿題の意味」って何ですか?宿題代行業者が成り立つ背景を考える必要があります。 そも …

道徳の教科化ではいじめをなくすことはできない「架橋38号」

いよいよこの4月から小学校で「道徳科」の授業が始まります。 道徳の教科化とは「国が認定した教科書を使って」指導し、それを「担任が評価する」ということです。 教科書が求める価値観を教科書や教員が求める答 …

スポンサーリンク

スポンサーリンク
21世紀の松下村塾 教育相談無料