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倉吉市教育委員会定例会の報告書では、読んでもらえないし意味がわかりません

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この 議事録、めちゃくちゃ抽象的、一般的で内容がほとんど分かりません。
これでは、読んでもらえないし、読んでも意味がわかりませんね。
何をするときのどんな「温度差」なのか?
何をどのように「共通認識」するのか?
何がどのように「弱い部分がある」のか?
もっと具体的な内容も載せなければ、なんのことかさっぱりわかりません。
・平成29年度土曜授業について「学習指導要領も変わり授業数が増えるので、この年間15時間出しておいたというのは、非常に有効になるな」って、何のための時数確保なのか?
・「土曜授業で地域の人とふれあう?」
その方法はわざわざ土曜日に学校へ行かなくてもできるのではないか。
大切なことは、子どもが主体的に地域を学びたいかどうか、そのきっかけだけを与えたらいいんです。
・教職員現場の「倫理観教育」ってどのようなことをいうのか?
・「不登校等も、中学校だけでは改善できるものではないので、共通理解したことを取り組んでいただくということの大切さを説明させていただきたい。」
「不登校関係で、この1月から理由のその他が増えてきているが、病気か不登校以外でその他っていう家庭の状況。各関係課で関わっている案件なのですが、なかなかそこでも解決せずにいる。」
「共通理解したこと」って、何?
では、その課題解決のために、誰がいつどこで何をしていくのか?
そもそも、この評価、いったいどのような基準でされたのでしょうか?
学校を評価するのは教員でも教育委員会でもなく、子どもと保護者です。
子どもの目線に立った評価になっているのか疑問があります。
そして、そもそもこれだけの膨大な会議資料を短い時間で論議するのは不可能です。
今回は、全体を把握することが目的だったのだと思いますが、今年度もう第7回目の定例会です。
もっと焦点を絞って、課題解決に向けた具体的な提案が必要です。
さらにさまざまな機関や人を交えた実行可能な具体的なプランの作成が求められます。
あと、読んでみたくなるようなタイトルと記事にしてほしいです。
これが民間の営業なら、誰も読まないし、ひとりの客も来ないです。
「議事録」を公開する目的や意味が分かっているのなら、議事録をそのままではなく、市民に分かりやすく伝えることが必要です。
行政の記録文書をそのままもらっても、ほとんどの市民は分かりにくいと思います。
情報を発信する目的は市民にその内容を伝えるためです。
伝え方次第で、市民の関心度が高まり市政をよくしていくことにつながります。
さらに、市民が自ら意見を伝えたいと思うようになります。
市民の暮らしが主人公なのですから。
とにもかくにも、行政の文書は分かりにくい。
これは、読み手を意識していないためです。
一方的な通知や報告書は小さな文字だらけで読む気にはなりません。
独り暮らしの高齢者宅に文書が届いても、それを読みとくことは難しいでしょ。
市報、議会報告、行政手続きの文書、そのどれもが読みにくく、分かりにくい。書いてある内容も意味不明。
何のために出すのか「発信する目的」を考えたら、書き方が変わるはずですよ。
この議事録をわざわざダウンロードして読んだのは、私一人くらいでしょう。
会議の参加者すら読んでないかも?
平成29年第7回倉吉市教育委員会定例会報告書

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