民間窓口の先駆的な存在が、04年9月から活動を続ける東大阪市の「先生の駆け込み寺」だ。主宰するのは大阪府立高校などで37年間教壇に立った下橋邦彦さん(77)=大阪市東淀川区。小中高の教員OB6人でほぼ毎月1回、現職教員の相談に乗り、改善策などを助言する。これまでに150人以上が訪れ、リピーターも多い。教員OBによる相談窓口は、埼玉県や岡山県などにもあるという。
独りで頑張らなくてもいい。
独りで悩まないでいい。
できないのは、あなたの力不足ではない。
すでに教員ひとりにできるキャパを超えているのですから、無理しないでもいい。
絶対に独りで解決しようとしないで、誰かに「助けて!」って言ってください。
「助けて!」っていうことは、逃げているのでも弱いのでもありません。
誰かに言えば、きっといい方法が見つかります。
絶対に無理して頑張ってはいけません。
教育の窓 先生、独りで悩まないで 広がる相談の場